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政治を二分する中絶問題

2020年11月2日月曜日

アメリカ社会

いよいよ選挙は明日です。

アメリカの保守派(共和党)は新しい価値観に不寛容です。中絶にも同性婚にも反対!


今年はたまたまコロナウイルス対応が大統領選の争点の核となったので、我々が見ていても違和感の無い論戦でした。コロナ・人種格差・医療制度、このあたりは政治の論点であってしかり。


アメリカ政治の踏み絵は『中絶の是非』


でもね、ギンズバーグ判事🔗が亡くなって、その後に選出されたバレット判事を巡る議論を見ていて気付いたの。

最高裁で保守派が優勢になることで最も懸念されているアメリカの問題が「中絶の是非」だって!!


宗教と密接に関わる問題なので国によって規制はいろいろですが、少なくとも先進国ではすでに宗教的倫理観からは切り離され、母体保護・医療・社会倫理などの観点から客観的に議論され、規制が緩和される方向にあります。


ところがどっこい、


アメリカは保守的な宗教観から共和党州で中絶禁止の州法が増えているというんだからびっくり!

これまではそれをリベラル派のギンズバーグさんを中心にして最高裁で差し止めてたのに、席が保守派のバレットさんに取られて最高裁の判決がひっくり返りそう、と心配されてる。


政治対立の最大の争点が、経済でも税でもなく「神を冒涜する行為」って。。。

アメリカ政治を二分するのは神様ってか??😵


ホントに『宗教国家アメリカの不思議な論理』です。。。(←以前の記事はこちら🔗


同性婚も同じく「神を冒涜する行為」として保守派からは忌み嫌われていますが、今や生まれる際の性別を神様が間違っちゃうこともしばしば、と医学的にも証明されているのに、、、と思うんだけどね。



もっと詳しく勉強したい方はこちらでどうぞ
 ↓




トランプさんは大統領候補になる以前は中絶を許容してたそうです。自分に得になるならなりふり構わない人なので、選挙対策で中絶反対援護派のフリをしてるんだって。
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