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『RBG 最強の87才』ルース・ベイダー・ギンズバーグ米最高裁判事の影響力

2020年9月22日火曜日

アメリカ社会 映画・テレビ

『RBG 最強の85才』

が映画の本当のタイトルです。先日87歳で亡くなられました。


私はこの方を、この7月に入院するというニュースが出た際に初めて知りました。


87歳の小さなおばあちゃんが現役最高裁判事であること、そして、このニュースを引退の話かと思って聞いていたら「退任はしません」という話で、ビックリしました。

お亡くなりになった直後は、一日中ニュースでその生涯について放送していました。


アメリカで最も尊敬された女性判事


ご存命中の85歳で映画になるほど、アメリカではそのくらい影響力のある”おばあちゃん”だったのですね。

詳しくはこちらで↓



この絶大なる人気のリベラル派判事が大統領選の2か月前に亡くなられたことで、週明けの今日は株価が下がり、後任人事を巡って大統領選にからむ駆け引きが始まっています。

詳しくはこちらで↓

最高裁判事の任期は終身制で、最高裁の判断はアメリカの国民生活に大きな影響力をもつため、その構成が、圧倒的に保守寄りになるかどうかが問われている。



引き際を誤ったギンズバーグ判事


アメリカでは余程のことがない限り最高裁判事を罷免する事が出来ないので、選出機会が来た時に政権がどちら側かがその後に大きく影響します。

トランプさんは任期中にすでに二人の判事を選出したそうです。もちろん保守かつ若い人を選んだので、さらに今回ギンズバーグ判事の後任に若い保守判事を選出すれば、この先長く保守よりの判決が続くことになる。。。

ギンズバーグ判事はトランプが大嫌いだったそうなので、バイデンさんが大統領になるのを見届けるまでは生きていたかったことでしょう。

「自分の後任は新しい大統領に選んでもらいたい」と遺言したという噂も。



こういうニュースを見ると、アメリカは我々が思う程には自由でも民主的でも無い、と感じますね。。。


こちらもギンズバーグさんの映画です。
とても面白かったので、ぜひみなさんも見てください。

『ビリーブ 未来への大逆転』
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