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更年期障害治療、アメリカと日本の違い

2021年2月7日日曜日

アメリカ生活



日本では、大塚製薬以外からも「エクオール含有サプリメント」がいくつか出ているので、アメリカにもあるんじゃないかと探してみたんです。

でも、

無いの。。。

アメリカの更年期症状緩和サプリメント


例えばこんなのがあります。
  • 大豆イソフラボン
  • 火照りや気分の落ち込みなどを軽減するためのストレスサプリ
  • それらを組み合わせたもの

こういうやつ↓



アメリカでも、エクオール産生能が無いとイソフラボンは効果が無いという医学的認識は日本と同じです。

People who grew up in Asia, where soy is a dietary staple, have much lower rates of hot flashes than Americans do. In addition, more than half of Asian women produce the more active form of isoflavones, called equol. Less than a third of American women produce equol.

大豆を常食するアジアで育った女性はアメリカ人に比べてホットフラッシュ(火照り)の発生がずっと少ない。アジア女性の半数以上がイソフラボンの活性型であるエクオールを産生できるが、アメリカ人女性は3分の1未満しか産生できない。


日本人は味噌・豆腐・納豆・豆乳などしょっちゅう大豆を食べるし、エクオールを産生できる人も多い。

一方、アメリカ人はそもそも大豆を食べない。

大豆ってアジアの食べ物なんですね〜!
たくさん栽培してるのに、食用としては売ってない。採油とエサ用なんでしょう。アメリカのスーパーにはいろいろな豆がありますけど、大豆はアジア系スーパーにしかない。

そのため、更年期症状の割合も日本人女性より多いそうです。


海外ではホルモン補充療法が一般的




私の身近でホルモン治療を受けているという友人知人はいないので(若年性更年期の人は除いて)、やっぱり日本人女性の多くは大豆食やイソフラボン、エクオールなどのサプリメントでかなり緩和できるんでしょう。

半数の人がエクオール産生能を持っていて大豆やイソフラボンで症状を緩和でき、そうでない人のためには大豆由来のエクオールサプリもある。

となれば、日本人女性には病院でホルモン補充療法を受けるという発想になりにくいんでしょうね。


前回記事と併せてのまとめ


  • 日本人女性の半数は大豆もしくはイソフラボンからエクオールを自力産生できる。
  • エクオール産生能を持つ人は、大豆食品もしくはイソフラボンの摂取で更年期症状を緩和できる。
  • エクオール産生能の有無は市販のキットで調べることができる(日本)→ソイチェック
  • エクオール産生能が無い人はエクオールサプリで症状を緩和できる。
  • 大豆由来のエクオールサプリメント「エクエル」は、アメリカでも大塚製薬のオンラインストアで定期購入が可能
  • アメリカには今のところエクエル以外のエクオールサプリメントは無く、更年期症状を改善する薬としてはイソフラボンや個別症状を軽減するサプリメントがドラッグストアなどで売られている。
  • 海外では更年期障害治療としてホルモン補充療法が一般的。


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