「アメリカのオーブンは火力と蓄熱性が足りない」と言う話はこちらで書きました。
本来高温短時間で一気に焼き上げるピザをアメリカのオーブンで美味しく焼くには、Broil(ブロイル)モードがカギです!
アメリカのオーブンは上火と下火が別々なんです
オーブンを最高温度で設定しても、ピザ用のベーキングスチールやピザストーンを使っても、思ったようにモチモチパリッと焼けないんですよ~。
なぜなら、このオーブンはBAKEモードでは上火が着かないから。。。
ピザは本来、高温のオーブンで上下から挟み撃ちにして短時間で焼き上げるもの。
なのに、我が家のオーブンはやたら大きいうえに
Bake(ベイク)の時は下火だけ
Broil(ブロイル)の時は上火だけ
という仕組みになってて両方同時に着かないんですよね。。。
ピザを焼くにはBroil(ブロイル)を使いこなせ!
アメリカでも本格的なピザを焼くために四苦八苦している方がたくさんいますよ😅
上のリンク記事の中の、焼き方のところだけ抜粋して訳しますね。
- ベーキングストーンをオーブンの上段のラックに置く。
- オーブンを最高温度 (550℉)で予熱する。
- 予熱が完了したら、オーブンをBakeからBroilに最低5分切り替える。
- ピザ生地を入れる前に、スイッチをBakeに戻す。ピールを使ってベーキングストーンの上に素早く生地を移す。
- Bakeのまま550℉で4 分焼く。
- Broilに切り替え、さらに2~3分焼く。
- クラストに焼き色が着き、ところどころ焦げ始め、チーズが溶けて沸騰したらピザを取り出す。5分置いてからカットする。
だそうです。
早速うちのオーブンで試したら、550℉に設定すると安全装置が効いてしまい、Broilに切り替えても上火が着きませんでした…。(できるオーブンもあります)
美味しいピザを焼くために抑えるポイントはこの3点
- 450℉以上で予熱する。
- ピザを入れる直前に、ストーンもしくは鉄板の表面を超高温にしておく(Broilモードで5分以上)。
- 450℉以上で数分焼いてピザ生地の縁が膨らんだら、Broilに切り替えて上面を焦がす。
オーブンのタイプや生地の配合によって、切り替えのタイミングや焼き時間は各々調整が必要です。我が家もいまだ試行錯誤中です。(→諦めてオーブンを買い替えました😅)
※ピザ🍕生地の底をパリッと焼き上げるには、ピザを直接(もしくはオーブンシートごと)載せられるストーンかスチールを使いましょう。
※ピザストーンや厚いスチールを500℃まで予熱するには1時間近くかかるものもあります(←うちの)。オーブンの予熱完了の合図あってもストーンやスチールはまだ十分に熱くなっていません。
※オーブンシートは耐熱温度が450℉程度のものが多いので、550℉だと縁が焦げます。ピザの大きさに合わせて角の部分を切り落としておくと良いです。
おまけ
ピザの成型
読んでいただきありがとうございました。
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2 件のコメント:
ピザ焼きは我が家も試行錯誤しました。下火の代わりとしてキャストアイアンのスキレット使えます(真っ平らなやつ)。スキレットはエネルギーをかなり保持するので生地の下がしっかり焼けます。ブロイラーは最高温度でオンにし、網は一番上にかけます。スキレットはストーブ最大火で超高温に熱します。で、ピザをスキレットに乗せ速攻ブロイラーの真下に入れます。大きさ厚さによりますが、焼き時間最長3分です。うちではピザとブロイラーの距離は2インチ位です。ティポ00使ったナポリ風のピザを家庭で作るならこの方法絶対にオススメします!
Ky様
アメリカのオーブンで生(なま)生地のピザを本格的に焼くのはなかなか苦労しますよね😅 詳しく教えてくださってありがとうございます。Lodgeの平らなスキレットはピザストーン代わりにいいですね。ピザ焼きはやはりブロイル使いがカギ。
アメリカのオーブンは様々なタイプがあるようで、我が家のはブロイルの温度設定は出来ませんし、至近で加熱すると速攻で焦げ(燃え)ます。。。また、記事中にも書いたようにオーブンを最高高温にすると温度が高過ぎてブロイルが点火しないんですよね〜。
オーブンの最高温度設定やハイブロイルは慣れない日本人には怖さもあるので、今は450F設定でブロイル合わせ技のピザ焼きを試行錯誤してるところです。
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