もう1週間経ちましたが、トランプ元大統領の弾劾裁判は無罪となりました。
Photo by Dalton Caraway on Unsplash
踏み絵を踏んだ共和党上院議員は7名。
弾劾裁判に関する3回の議決で、5名→6名→7名と造反議員は増えました。
過去の弾劾裁判で最も多い造反だそうです。
最初の5名はそもそもトランプと反りが合わず自らの意思を貫き通した方々。
後に加わった2名は、先の選挙で再選されたばかり(任期6年)の方と、来年の選挙には出ないで引退すると明言している議員さん。
11月4日の大統領選挙の敗北から1月6日の新大統領承認議会までの間に、トランプが何を言い何をしてきたか、それらがどのような経緯で1月6日の暴動を引き起こしたのか、民主党下院議員の方々が時系列で明確に示し、大国アメリカの大統領として如何にトランプがふさわしく無い人物であったか、よーく理解できました。
共和党議員の多くもその『悪行』について認識したことでしょう。
共和党から7名の造反を出したことからもそれは明らかです。
それでも有罪とならなかったのは、
「党としてトランプを切り捨てる勇気が無かった」
ってことかな。
裁判直後の共和党トップの苦し紛れの建前がそれを物語っています。
「トランプ氏は自らの行いに責任を取るべきだが、(既に大統領職を退いており)罷免を決する弾劾裁判で裁かれるべきではない」
民主党に同調してトランプを罰すれば、党の分裂と多くの有権者の反発を招く。
この後司法でトランプが如何様に裁かれようと構わないが、自分たち自身では踏み絵を踏みたくない。
誰かアイツを閉じ込めておいてくれ!
そんな気持ちでしょうね。
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週末、ちょっと気になる事がありました。
未だにトランプを崇拝し表舞台に戻ることを期待する恥知らずなリンゼイグラハム議員(←ストックホルム症候群なんじゃないかと書いてる記事もあった😓)とか、大災害に苦しむ地元テキサスから自分だけメキシコのリゾートに飛んで非難轟々のテッドクルーズ議員(バカだよね〜)とか、ほとぼりが冷めたと思ってるトランピストに倣って、市井の人々もトランプの無罪判決でまた勘違いしてる。。。
スーパーでマスクをしていない白人を大勢見かけました。
バイデン大統領になってから煩く”マスク・ソーシャルディスタンス”と繰り返し言ってますから、マスクをしない人はほとんどいなかったのに、
週末は行儀の悪そうなマスク無し白人が何人もスーパーにいたんですよね。。。
金曜日にトランプが無罪になったからだろうな、と思いました。
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