アメリカ政治について語るつもりは無いのですけど、ただリアルに起こっていることに自分が何を感じ何を考えたのか、それを残しておきたいな~と思って今は書いてます。
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今日1月13日、トランプ大統領の罷免要求が下院を通過しました。
在籍中に二度(一度目の詳細は下にリンクあります)の弾劾を受けた大統領はアメリカ史上初だそう。
この後上院で議論されるのか、上院決議はいつか、任期を終えた大統領が有罪になった場合どういう扱いになるのか、などなどまだよくわかりません。
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トラの威を借りて吠えていた共和党議員ですが、一気に形勢逆転となって今はそれぞれの保身に必死です。。。弁明したり、暴力批判したり、罷免に同意したり。
昨日、『アメリカの政治トップは意外にみんな高齢』と書きました。
そのあとでふと気づいた。
1月6日の暴動の直前、バイデン新大統領の承認議会で最初の異議申し立てをしたトランプ親衛隊リーダーの「テッド・クルーズ」。この議決の最中に騒動が起こったので、この人は最初から逃げ道が無かった。
同じ道を行こうとしていた議員の多くは、騒動後に身を翻して道連れを逃れました。
そんな中、騒動後の議会で性懲りもなく異議申し立てをしたのが「ジョシュ・ホーリー」。若干41歳、最年少上院議員。これ↓その時の映像です。
ニュースに何度も出てきたこの映像が気に入ってます😅
ミット・ロムニー議員がこのバカ造をめっちゃ睨んでいる。。。
マスクの下で「こいつの首絞めたろか!」と言ってそう。
逃げるチャンスを放棄して、自ら闇に落ちた。
いまや、企業献金中止、本の出版中止、辞任要求、と批判の嵐。。。
かわいそうに。。。
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一方、ベテラン議員の皆様
共和党重鎮 ロムニー氏(73歳)
こんな↓こと言われても、一度目のトランプ弾劾裁判の時に共和党からただ一人賛成した。
トランプの本質的な『悪』に、身内としてずっと釘を刺してきたんですね。
2020年2月7日付 BBC
※マケインさんが生きてたら、賛成してたでしょうね。
共和党上院リーダー ミッチ・マコーネル氏(78歳)
ぎりぎりまで待って、情勢を見てトランプ批判に転じました。
暴動の前には、共和党議員を説得する意見陳述してましたね。
閣僚の一人だった奥様も、騒動直後に辞任。
スルリとかわした感じ 😜 さすが。
ペンス副大統領(61歳)
トランプに最も近いところにいたにも関わらず、無傷で逃げ切った!
すごいー!!!
ぎりっぎりまで自分の支持者を裏切ることなくトランプに寄り添うフリをし続け、しびれを切らしたトランプの不満を受けて承認議会直前に反転。
罷免要求も上手く立ち回って、敵を作らず。
かっこいいわ
1月13日付 CNN
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重鎮、さすがです。
伊達に年取ってるわけじゃないですね。
最年少議員は自爆...
重鎮は軽やかにかわす!
重鎮の筆頭バイデンさん、きっと上手くやるんでしょう。
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