続いてモンゴメリーの慰霊碑に行ってきました。
メンフィスの博物館やいろいろな映画を通じて、渡米1年の間に私なりにアメリカの負の歴史について学びました。
今回訪れた施設で新たに『黒人リンチの悲劇』について知り、思わず涙し息苦しくさえなりました。
沖縄の『平和の礎』を思い出しましたが、罪なき市井の人々が亡くなったとはいえ戦争という大義名分の下で起こった悲劇より、ずーっとおぞましいエゴと狂気から公然と行われた無数の虐殺リンチ。。。
リンチ殺人によって亡くなった人達の名前が、各州各郡毎に慰霊碑に刻んでありました。
大統領選の最中に再燃したBLM(黒人の命にも価値がある)運動。アメリカの白人至上主義ってそんな生易しいものではなく、拉致誘拐→奴隷労役→リンチ虐殺→レイシズム→白人至上主義→白人テロと形を変えて今も続き、トランプ政権の国家分断によって近年過激に。。。
この慰霊碑は”過去の遺産”ではなく、今もまだ続く”現在進行形”の出来事だということに、そして大統領がそれを容認することに、アメリカの闇と罪の深さを感じます。
車で5分ほど離れた両施設の共通チケットが普段はひとり10ドルのようなのですが、コロナ禍のせいか感謝祭休暇のせいか、無料でした 。
得した😄
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