アメリカのオレンジ色のさつまいも🍠は水分が多くてベシャッとしてるので大学芋には向いてないですけど、アジアンマーケットやトレーダージョーズで買える日本のさつまいもで時々作ります。
この季節、芋が食べたくなるよね(笑)
今まで上手く作れなかったんです。。。
タレを煮詰めると”シャリ”やすくて、揚げた芋に絡めると飴じゃなくて砂糖掛けになっちゃう。
上白糖じゃなくてグラニュー糖だから余計です。
ハチミツを入れると固まりにくくなります。
でも甘ったるくなるんですよね。。。
シャリ止めに日本では「水あめ」を使いますが、ここには売ってない。
で、気づいた。コレを使えば良い! と。
コーンシロップ Karo Light Corn Syrup
※日本でも売ってます。
とうもろこしデンプンをブドウ糖やオリゴ糖に酸分解した液糖に、ごく微量のバニラ香料と塩が入っています。
厳密には水あめと成分が少し違いますが、ほぼ同じものと考えて良いです。
主に洋菓子に使用する目的で作られているので、微量の香料と塩が含まれていますが、料理などにごく少量使う分にはほとんど影響ありません。
水あめは水分が約20%、コーンシロップは水分が25%くらいなので水あめより緩くて使いやすいです。
コーンシロップを使った大学芋のタレの作り方
<大学芋のタレ> サツマイモ中くらい1本分
大さじ2 グラニュー糖大さじ1/2 コーンシロップ小さじ1/2 しょうゆ(お好みで)小さじ1 水
電子レンジで様子を見ながら加熱して煮詰める(湧き上がるので大きめのボウルで!)。冷めた時にゆっくり流れるくらいの硬さに。
揚げたてのさつまいもを絡めて黒ゴマを振る。
コーンシロップを使ったレシピと言えば、コレ
この「コーンシロップ」、アメリカ南部では特産品のペカン(ピーカン)ナッツを使ったスイーツに欠かせません。
・ペカンパイ
・ペカンプラリネ
砂糖を煮詰める際のシャリ止めや、ネチッとしたキャラメル食感にするために使います。
コーンシロップの安全性
昔のコーンシロップは、アメリカでは”目の敵”にされていました。今も英語でレシピ検索をすると「コーンシロップを使わないで作る」とか「自家製コーンシロップを使って」という但し書きがついているものが多いです。
昔のコーンシロップは『ハイフルクトース(高果糖)コーンシロップ』というやつで、日本では「異性化糖」とか「果糖ぶどう糖液糖」と表示されます。トランス脂肪酸の話に類しますが、日本人の健康被害を憂慮するほどの摂取量ではないため日本では今も規制はありません。
が、アメリカでは果糖が肥満や高血圧などの健康被害を引き起こすとして規制されています。
肥満が多すぎるから。。。😩
現在のコーンシロップは「高果糖(ハイフルクトース)」ではありません。ぶどう糖メインの液糖です。
水飴やハチミツの代わりとして使って大丈夫です。
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