🍔今日のアメリカ
私には、コロナ禍のミシシッピ駐在よりさらに孤独だったロシアでの駐在経験があります。
ロシア駐在の最初は本当に独りぼっちでした。。。ロシアの、しかも地方都市で、日本人は夫たちしかいなかった。
孤独なロシア駐在を私はこうして乗り切った
『アメリカ駐在妻の3大ストレスは①運転②英語③仕事 or 趣味無し』と書いてるブログがありました。
確かにそうかもしれません。
これはアメリカ以外にも当てはまると思います。
振り返ってみると、、、
①運転(行動の自由度)
夫の会社は車の運転を禁じていたので自家用車はありませんでした。
しかし、バスやトロリーなどの公共交通がたくさんあり、自分たちでそれに乗ってどこでも自由に出かけることができました。
自家用車の代わりに専属運転手付きの駐在員共用のバンがあり、週末にはそれに乗り合わせて大型ショッピングモールに連れて行ってもらうことも。
孤独で車が無くても、家に籠もって誰とも会わないというわけでは無かったし、運転が苦手(できない)な私には自家用車を与えられるよりこの方が好都合でした。
②語学(生活の自由度)
当時、ロシア西部はモスクワとサンクトペテルブルグ以外では英語がほとんど通じませんでした。日本より通じない。さらに、現地に日本語で教えてくれるロシア語の先生がいないこともわかっていました。
そのため、赴任前にロシア語学校に通って最低限の日常会話ができるレベルまで勉強しました(自費)。赴任後も家庭教師をお願いしてロシア語の勉強を続けました。
何よりも心強かったのは、ロシア語の先生が来た時に生活習慣の違いやわからないことをいろいろと聞けたこと。毎週先生と話すのが楽しみだったし、早く現地の暮らしに慣れることができました。
生活に必要なレベルの現地語ができることは、駐在生活の質をかなり上げてくれるのは間違いない。また、自分の語学力が上がると夫の負担も軽くなって依存度が下がります。
③仕事or趣味(お金と自己肯定感)
駐在に慣れて余裕が持てるようになった頃、自由に使えるお金が無いことにストレスを感じるようになりました。でも駐在地ではアルバイトさえままなりません...
仕事を持って自分で稼げば夫に遠慮しなくて良い。
(アメリカでは就労許可証を申請できますが、申請料は安くありませんし、会社で許可しないところもあります。)
自慢できるような趣味があれば、何かの役に立ったり、人に教えたりもできる。
仕事や趣味は孤独を防ぎ、自己肯定感を高めます。
ロシア駐在時は自分の収入が全く無かったので、夫に頼みにくい時は渋々自分の貯金を使っていました。
そんな時に、ロシア駐在中の日本人の方々から当時のブログの内容を褒めていただくことが増え、また、日本のロシア語教室から月一回のロシア通信の依頼も入りました。
自分にもすることがあると前向きな気持ちになったし、夫からも認められるようになりました。
この頃から「夫の給料で共に暮らしているのだから自分のために夫の給料を使ってもいいんだ」と思えるようになりました。
私の場合は、三大ストレス要因が破綻しなかったおかげで後半はロシア駐在が楽しくなったし、この経験が今のド田舎ミシシッピ駐在に生かされていると思ってます。
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