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ワクチン開発競争における英語ネイティブの優位性

2021年4月2日金曜日

アメリカ社会 美味しい話

🍞今日のパン 

練りパイ生地(パート・ブリゼ)のアップルパイ

お菓子が続いてますね😅

アップルパイはアメリカの十八番ですけど、中身がベターっと甘かったり、スパイス風味がきつかったり、自分たちの口に合うものにはなかなか出会えません。。。

生地にはお砂糖を入れず、りんごのフィリングも少量のグラニュー糖でシャキシャキ感を残して作りました。

フルーツのパイには、アメリカンな練りパイ生地の方が簡単だし合っていると思います。



🍔今日のアメリカ

昨日、「ユニクロと楽天がアメリカで頑張っている」と書きました。
どちらも日本のビジネスをそのままアメリカに持ってきても通用しないので、トライ&エラーを繰り返しているらしいですが、成功すると良いですね。

奇しくも、二社とも数年前から”社内公用語を英語”にしてます。


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コロナのワクチン開発競争を見て思ったことがあります。



私も理系の端くれ、時には海外文献を読むこともありました。
特にパンの技術は海外の方が歴史が長いので、英語の方が断然資料が多い。

日本語の資料なら”ナナメ読み”で知りたいことが書いてあるかどうか見つけることができますけど、英語ではそういうわけには行きません。必要な情報を探すのに時間がかかる。。。


多分、どんな分野でも同じでしょう。


新しい技術や情報は、英語で世界に共有されます。
英語圏の人たちが圧倒的に有利じゃないですか?

情報技術についてもしかり。
英語圏の人は、プログラミング言語も母国語として理解できる。
だからイギリス統治下にあったインド人にIT技術者が多いんでしょう。

イングリッシュスピーカーは、他の言語圏の人たちよりスタート地点が前にある。
下駄を履いてる。

私たちが英語でもたもたしている間に、スイスイ先に行っちゃう。


アメリカ(ファイザー、モデルナ)とイギリス(アストラゼネカ)、この2国がワクチン開発競争で先んじたのは、必然なんだろうと思うんですよね。


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日本人の大半はお金と時間をかけて英語を勉強せねばなりません。島国で外国人も少なく、英語をマスターするのは欧米の人たちよりさらに難しい。。。そして、例え英語上級者でも、難解な技術資料をネイティブと同じスピードで理解するのは容易いことではないはずです。

そう考えると、世界各国の「時間あたりの生産性の高さ」を単純に比べるのは無理があります。余分に勉強したり時間をかけたりしなければ、欧米と同じレベルの成果は上げられない。

そう思いませんか?

日本人って、すごく頑張ってるんだと思う!


グローバルに活躍したい人や企業にとっては、英語が必須条件。

でもね、もっとAI技術や翻訳精度が向上すれば、英語を勉強する時間も必要ないし、英語で考えるストレスも無くなって、その時間やエネルギーを他のことに使えます。急がば回れ。英語教育よりそっちを急いだ方が成果は大きいと思うんですけどね、どうでしょう?

いずれイングリッシュスピーカーのアドバンテージは無くなって、アメリカが慌てふためく日が来ると思うのよね~
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