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【レシピ】チーズ・リュスティック(高加水の切りっ放しフランスパン)

2021年4月10日土曜日

レシピ(フランスパン)

ある程度パンが作れるようになったら、誰しも「こういうのが作ってみたい!」と思う”パン屋さんぽいパン”ですよね、リュスティック(Rustique)って。


①加水80%バージョン
準強力粉程度の粉を使うので、クラムがやや重くしっかりした食感。

②加水90%バージョン
強力粉を使うので、クラムの膜がより薄くもちもちした食感。

※作り方は②の方により詳しく書いています。

①フランス粉+加水80%


「ストレート法のパン・トラディショナル(フランスパン)」の吸水を増やしたシンプルなレシピです。


こんな風に切りっ放しで焼きます。

ミキシングの知識(バシナージュ)とベタベタの生地を扱う技術が必要なので、やっぱりちょっと上級者向きなのかな。。。


クラストはうすーくパリッと、クラムはハチの巣状に。


チェダーチーズは、ベンチタイム前に折り込むように入れました。


200g仕込み

🥖材料(ベーカーズパーセント)

 king Arthur All-purpose   40%  
 Gold Medal All-purpose   60  
 モルトパウダー   0.2 
 赤サフ   0.3 
 食塩   2.1
 水   68+12 (バシナージュ) 
 チェダーチーズ 30  



***********************
🥖作り方

<オートリーズ>

小麦粉、モルトパウダー、水(バシナージュで加える分は除いて)を、ムラが無くなる程度に混ぜて室温に30分置いておく。
オートリーズの解説記事はこちら⇒🔗

***********************
<本捏ね>
塩とイーストを加え、薄く膜が張るがすぐに破れる、くらいまで捏ねる。
※ここで一旦完全に生地を作る。

生地を平らに広げた上に、残りの水の一部を塗り広げ、捏ねて水分を吸い込ませる。
水分が無くなるまで捏ね、これを何回か繰り返して全量の水を吸い込ませる。

吸水80%



捏上温度:24℃
発酵:室温(25~28℃) 45分ごとにストレッチ&フォールド(計180分)
チーズ折込:下図参照
ベンチタイム:20分
分割:4個
ホイロ:28~30℃ 50~60分
焼成:アメリカの電気オーブンの場合 
予熱 500~550℉
焼成 450~430℉ スチーム 約25分(焼減率目安22%)

焼成方法はこちら⇒🔗を参照ください。

******

②強力粉+加水90%


200g仕込み

🥖材料(ベーカーズパーセント)
 king Arthur Bread Flour   100%  
 モルトパウダー   0.2
 赤サフ 0.3
 食塩  2.2 
 水  68+22 (バシナージュ)  
 オリーブオイル 1 (無くても良い)
 チェダーチーズ 30  



🥖作り方

<オートリーズ>

小麦粉、モルトパウダー、水を、ムラが無くなる程度に混ぜて室温に30分置いておく。
オートリーズの解説記事はこちら⇒🔗


<本捏ね>
塩とイーストを加えて薄く膜が張るがすぐに破れるくらいまで捏ねる。
※ここで一旦完全に生地を作る。


生地を平らに広げた上に、残りの水の一部を塗り広げ、捏ねて水分を吸い込ませる。
水分が無くなるまで捏ね、これを何回か繰り返して全量の水を吸い込ませる。最後に少量のオリーブオイルを入れて軽くなじませる。

吸水90%



捏上温度:24℃
発酵:室温(25~28℃) 手水しながら、45分ごとにストレッチ&フォールド(計180分)




たっぷり手粉を降ったキャンバス布の上に生地を出す。

チーズ折込:生地を四角く延ばし広げ、2/3にチーズの半量をのせる。チーズののっていない生地の方から3つ折りにする。



同ことを繰り替えす。




ベンチタイム:20分


分割:表面にたっぷり粉を振り、4個にカットしてベーキングペーパーに離して並べる。


ホイロ:28℃ 30~40分


焼成:アメリカの電気オーブンの場合 
予熱 500~550℉
焼成 450~430℉ スチーム 約25分(焼減率目安22%)

焼成方法はこちら⇒🔗を参照ください。

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