アメリカのダイエット薬「alli」の成果は？！

2月にこれ↓を書いた後、ドラッグストアで見つけて買っちゃいました😅

【アメリカの”やせる薬（抗肥満薬）”が気になる。。。】

これは初回セット。

錠剤６０粒、ガイドブック、携帯容器がセットで入っています。

２回目以降は詰め替え用が売っているのでそれを購入すればよいです。

脂肪の吸収を抑えるダイエット薬alliを試してみた

ダイエット薬（抗肥満薬）alliとは？

『酵素の働きで、食事に含まれる脂肪のうちのおおよそ25％の吸収を阻害する』というFDA承認の抗肥満薬です。

食事直前から食後１時間以内に１錠飲むと、吸収されなかった脂肪分が便と一緒に排出される。

alli（アリィ／アライ）というのは製品名で、主成分は「オルリスタット」。

（他にゼニカルという商品もある）

⇒　オルリスタットとは?

日本では未承認ですが、個人輸入が可能らしいです。

厚労省からこんな注意喚起が出ています。

⇒　厚生労働省がオルリスタット (ゼニカル、アライ) の個人輸入について注意喚起 (090911)

ガイドブックに書かれていること

前の記事↑で「日本でゼニカルを試した男性の体験談」を紹介しましたが、”大惨事💩”を防ぐための注意点が付属のガイドブックに書かれています。

• 脂肪を含む食事一食につき1錠。毎食事に一回、計3回／日を上限とする。
• 30％以上の脂肪分が含まれた食事を摂ると副作用が出る（油滴を含んだおなら・軟便・便漏れ）。
• 食事から摂取する脂肪分を毎食15g平均にコントロールすると副作用が起きにくい。
• 脂肪を含まない食事（フルーツとコーヒーなど）の時はスキップしても良い。
• 脂肪分とカロリーを抑えた食事に加えて摂取することで効果を50％上乗せできる。
• 脂溶性ビタミンが吸収しにくくなるので、就寝前にマルチビタミンを摂る。
• 効果が上がる食事：カロリー（低糖・低脂肪）や食事量を減らしたダイエット食
• 効果の出にくい食事：超低脂肪（脂肪吸収阻害効果が小さすぎる）
• 避けるべき食事：ローカーボ（低炭水化物）（脂肪分を制限しない食事は副作用が出る）

一ヶ月チャレンジの成果は！

薬だけで１～２キロ痩せたら簡単だな～と、食事制限も運動量を増やすこともせず、ただ薬を飲んだだけ。だいたい１日に２回で約一ヶ月間続けました。

結果

全く痩せませんでした！！！😆

油の混じった便が出て「これかぁ～👀」と思ったのはハーゲンダッツのアイスクリームをたくさん食べた時だけ。アイスクリームがいかに悪いヤツか認識できました。。。

日本人にはあんまり向いてないかも？！

効果が無かった原因は、

そもそも日本食は脂肪分が少ない

これに尽きると思います。

副作用を避けるために「毎食15gの脂肪分＝一日1400キロカロリーを推奨」ってガイドブックに書いてあるんですけど、我々世代のふだんの摂取カロリーってこんなもんです。

肥満以下で和食中心の食事をしている場合、この薬を飲んだだけでは大した効果が出ない。。。（長く続ければ効果があるでしょうけど）。

私はお腹がゆるくなることもほとんどありませんでした。

alliの減量効果は食事制限の上乗せと思え

薬を飲んで脂肪の多い食事をすると”トラブルが発生”します。

消化が悪いので腹持ちが良くなり、やや胃もたれする感じもありました。

ゼニカル体験者の方も「脂こってりのものを食べるのが気持ち悪くなってきた。味はおいしいのだが、油っぽさを感じると、反射的に油まみれの便器を思い出してしまい、胸焼けするような気分になったからだ。」と書いてます。。。

副作用を避けるためには、食事制限が必須！

マカロニチーズ、ピザ、フライドチキン、ドーナツ、ポテトチップス、アイスクリームを食べて肥満になったアメリカ人が、毎日和食レベルの食事に変えたら、

痩せるに決まってます！

薬の直接的な効果は”上乗せ”で、💩トラブルを避けるための食事制限の方が効果は大きいでしょう。

日本人でも、中華料理、揚げ物、ラーメン、ふわふわのパン、乳製品、チョコレートが大好きで食べ過ぎちゃう！人には効果があるでしょうね。

私はアイスクリームとポテトチップスを減らした方が早そうです。。。