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現代の遊牧民(ノマド)はアマゾンで働く

2021年4月1日木曜日

アメリカ社会

🍞今日のパン 

朝ごはん用に、久しぶりにバナナブレッドを作りました。
台湾製の薄力粉で作りましたが、バナナブレッドにはオールパーパスの方が良さそうです。




🍔今日のアメリカ



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格差が生み出すアメリカの経済成長


アメリカ人の多くがスマートで自由で優雅な暮らしをしているように思っていた(何を根拠にそう思っていたのか自分でも謎…)日本人は、私だけでは無いハズ。

アメリカ経済が順調なのは、アメリカの支配階級が今も有色人種の迫害と搾取によって利益を生み出しているから。


労働格差を無くしたらどうなるか?


賃金や社会保障負担が増えるので、モノやサービスの値段が上昇します。
品質やサービスレベルが低いのに価格も上がったら国際競争に負けます。

かつてのアメリカ自動車産業です。

南北戦争で奴隷制が廃止され、価格競争力が無くなって衰退した綿花産業しかり。



米アマゾンの労組問題と『ノマドランド』


ちょうど日本で公開されたばかりの映画『ノマドランド』
(私は最近アメリカのケーブルテレビで見ました)

”ハウスレス”の高齢者(ノマド)が年末繁忙期のアマゾンで働く。。。






一方、そのAmazonで今まさにこういうことが起こっている↓


通販業世界一位の米アマゾンに労組が無いんですねー😲(欧州のアマゾンにはあるのに!)

「アメリカで働く人のうち労組に入っているのはわずか10%に過ぎない」

これにはもっと驚いた。




移民と格差は必要悪⁈


賃金や、企業が負担する社会保障費を抑え、価格競争力を維持するためには、最低条件で働いてくれる労働者が必要です。

アメリカの移民政策は、国内経済とバランスを取りながら、手綱を締めたり緩めたりして自分たちに都合の良いようにしているのでしょうね。。。


豊富な資金と世界一の頭脳によって新しい技術やサービスを生み出すアメリカ。
それを支えているのは、不当に安い労働力。


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日本からユニクロや楽天など、製造業以外の業種もアメリカで存在感を示しつつあります。
急がば回れ、工夫や改善をしながら日本式の品質の良いサービスを提供し続ければ、自動車産業のようになる日が来るように思います。

いろいろハードルがありますけどね。。。
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