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現代の奴隷制 アメリカの労働力

2021年3月28日日曜日

アメリカ社会

🍞今日のパン 

パネトーネ修行、続いています。
どんどん良くなってきました。どんなパンも続けて作るのが大事。




🍔今日のアメリカ


アメリカにメキシコから10代の移民が大量にやってきて問題になっています。

移民に厳しかったトランプさんからバイデン大統領になって、安心した移民の人たちが続々と入国してきたと言われています。(バイデンさんいわく、「自分を頼って来たなら嬉しいけど、気候の良い時に砂漠を超えないと暑くなったら来られないから、今時期は移民が多いんだよ」だそうです。)

実は移民の多くはメキシコ人では無いそうです。
メキシコはアメリカと地続きですから出稼ぎに来ればいいわけで、移民になる必要が無い。

もっと遠くのホンジュラスやエクアドルなどから逃れてくる人々だそう。命からがら、安心して眠れる場所を求めて何百キロも歩いてやってくる。



人身売買も誘拐も必要ない。
最低限の条件をもいとわず働き盛りの若者がいくらでもやってくる。

しかも、良いことしてる(人道支援)風に見える。。。



コロナ禍で、50万人以上のアメリカ人が亡くなりました。
亡くなった方々の多くは、高齢者、移民、黒人などの健康&経済的弱者です。

日本でこんなに大勢の人が亡くなったら労働力不足になりそうですけど、アメリカは心配どころか働き手が次々やってくる。。。


夏にミシシッピのピーナツ農場に行った時、加工場で働いていたのは中南米の人々でした。季節毎の農産物の収穫作業を担うのは移民なんだと知りました。


アメリカには最低賃金(以下)で働く労働者が、求めずとも歩いてやってくる。
アメリカ社会にとって不都合になれば、追い返す理由はいくらでもある。


収入がどんなに少なくても、生活していれば消費します。税金も納めます。アメリカ経済に少なからず貢献してくれる。


先日銃撃事件で亡くなったマッサージ店のアジア人女性や、ここに書かれている家政婦の女性たちも同様です。




経営者や資本家は、人件費が安ければ安いほど儲かるので大歓迎♪

でも、すでにアメリカで何とか暮らしている中間所得~低所得者階級の人たちにしたら、自分たちの生活を脅かす彼らを喜ばしく思うはずがありません。

下層階級がさらにその下の移民をイジめ、ヘイトクライムが生まれる。。。


移民を制限しアメリカファーストを唱えるトランプさんが白人中間所得層に人気があり、富裕層やホワイトカラーが民主党政権を望むのは、それぞれの利害が相反するからなのですね。
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