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大学スポーツ界からレッドカード!ミシシッピー州旗の行方やいかに

2020年6月22日月曜日

アメリカ ミシシッピ州 南部の歴史・文化

今回のアメリカの人種差別抗議運動、大統領選と絡んで歴史の転換点になるかもしれません。長年議論されつつも使い続けられてきた、南軍旗章の入ったミシシッピー州旗も、とうとう下ろすことになるでしょうか。




先日の投稿で書いた「ミシシッピ州の州旗問題」。


2001年に州民投票をやり、その後も何度も変更案が議会に提議されてきたものの、”トランピーなミシシッピー”では抹殺されてきた。


『共和党州では公平な選挙は行われない』←露骨すぎる米共和党の民主党支持者差別(パックン)
ので、選挙結果が州民の意見を反映しているかどうかは怪しい。。。





ローカルニュース記事によると、

6月17日

「州旗の変更案が上院に提出されても棄却されるだろう」

と早々に副知事からの先制パンチ。




ところがどっこい、

6月18日

ミシシッピー人が愛して止まない大学フットボールの地元カンファレンス『SEC』のコミッショナーが、

「旗を変更するまでチャンピオンシップを州内でしないかも」

と圧力をかけてきました。



6月19日

続いて全米大学スポーツ協会『NCAA』からも、

「南軍旗を下ろさないならチャンピオンシップイベントを開催しない!」

と警告が出ました。




外圧強まる。。。



でも事はそんなに簡単ではないようです。

ミシシッピーの州知事テート・リーブスさんは、他の南部州の知事さんたちに比べて見た目通りの穏やかな印象で、言葉や方針もあまり”専制的”な感じではありません。共和党の人たちからは”弱腰”に見えるくらいかも。



知事さんのつぶやき

「二つ目の公式旗を作るとか、州民投票をやるとか、それらは州の分割を招き現実的では無い」

と。

絶対数の本当のところは知りようもありませんが、残念ながら、”時代遅れ”と言われてもこの旗を守りたい厚顔無恥な人たちが大勢いる、ってことですね。

さてさて旗の行方やいかに。。。

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