🍞今日のパン
再度はめるために手袋をひっくり返しますが、、、
<アメリカ Amazon>
新年初焼きは全粒粉のフランスパン「パン・コンプレ(クルミ入り)」
ちょっと失敗した💦
前回の方が美味しそう。
失敗の原因がわかっていることが大事。
いろいろな要素が絡んで出来の悪いパンが焼き上がるのですが、出来たパンから大元の原因が予測できればパン作りの上級者と言って良いでしょう。
このパン、ホントに美味しいんですよ!
失敗と言ってもバターを塗って食べれば大丈夫😉
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さて、本題
パン屋さんが青いビニール手袋を使うわけ
最近のパン屋さんは、こういうビニール手袋をして作業しているところが多くないですか?
パン屋さんはやけどやケガの多い仕事。また手洗いも多いので手肌の弱い方は手荒れしやすいんですよね。
傷口には『黄色ブドウ球菌』という食中毒菌が繁殖し易いので、そういう方々には手袋をして作業をしてもらうようになりました。
この”青い手袋”はなんとなく”お掃除用”に見えて、当時はちょっと違和感がありましたけど。。。
でも、手袋が破れてパン生地に混ざってしまった時に分かり易いように、特にパン屋さんでは「青色」を使用していることが多いです。
最近は傷のあるなしに関わらず、爪や指輪による汚染予防や手荒れ防止の目的で全員つけているところも増えました。
ビニール手袋をパン作りにオススメする理由
そもそもの目的は衛生対策ですが、他にも良いことがたくさんあるんです。
ビニール手袋をすると、生地が手にくっつきません!
特に、初心者さんや「分割丸め」が上手に出来ない方には使って欲しい!
両手にビニール手袋をして、手の上で生地をくるくる丸めてみてください。とっても簡単に丸めができます。
初心者さんには、生地がベタベタと手にくっつかないのでストレスが減ります。
上級者さんには、手粉がほとんどいらないのでパンが硬くなるのを防げます。
ピザ生地を伸ばす時には、手袋にオリーブオイルをたっぷりつけると簡単!
スマホを触る時には手袋をサッと取ればいい。
必ずピッタリサイズを使ってくださいね!
良いことづくし😁
ただし、私は捏ねる時には使いません。
手袋をつけていると生地の状態、特に吸水の状態がわかりにくいからです。
パン作りはミキシング(捏ね)が一番大事なポイントです。手袋が脱げやすく、かえってストレスを感じることもあります。ミキシングは素手で生地の感覚をつかむことをおすすめしたいです。
ビニール手袋の裏返し方
これ、意外に知らない方が多いです。
ビニール手袋って、外すとはめ直すのがちょっと難しいんですよね。
ピッタリしたサイズでないと作業しにくいけど、その分外すのも難しいし、指の部分をひっくり返すのも一苦労。。。
でも、こうすれば簡単♪
指の方から引っ張っても抜けないので、手首のところから裏返して外します。
裏返したまま放っておけば、内側の汗が乾きます。
指の部分が中に入ってしまっています。
これで、もう一度はめることができますよ!
ただし、繰り返し使うのは焼成前まで! 焼き上がったパンを同じ手袋で触ったら、イーストやその他の雑菌が着いてしまいます。
焼成後のパンを触る前によく洗ってアルコール消毒するか、新しい手袋に変えるようにしてくださいね😉
素材はニトリルかビニールがおすすめ
ビニール手袋には、ラテックス(天然素材)・ニトリル(合成)・塩化ビニール・ポリエチレンの概ね4種類の素材があります。
また、内側に滑りが良い様にパウダーが付いているものとパウダーフリーがあります。
ラテックスとニトリルは伸縮性が高く色付き。ラテックスは薄く伸縮性がありますがアレルギーを起こすことがあります。ニトリルの方が丈夫で高いです。食品製造現場ではだいたいこのどちらかを使用しています。
私が上の写真で使用しているのは塩化ビニール製。安価ですが、透明で引っ張ると破れやすいので注意が必要です。
『食品製造適合』の手袋の内側についているパウダーは主にコーンスターチなので衛生上は問題ありませんが、くり返し使う場合は「パウダーフリー」の方が着脱しやすいです。
こういう形のペラペラのポリ手袋は手にピッタリしないのでパン作りには向いていません!
コロナ禍で衛生手袋も品薄気味ですが、あると便利です。
ここから探してね。
<日本 楽天>
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