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希望の星「アビガン」開発者の白木先生から学ぶ

2020年3月31日火曜日

コロナウイルス関連


例の「C棟の2階」には、昨日また救急車が音も無くやってきたのですよ~。
救急隊員は車に戻る前にひとしきりご近所さんとお話ししてたので、”救急”ではありません。。。

「最初に運ばれていった患者が『陽性』だったので、濃厚接触者である家人の検体採取にやってきたのでは?」と、例の奥様と情報交換(ヒマなんで。。。笑)

しばらくしてまた救急車がやってきて、そして静かに立ち去りました。
きっと、家人からも『陽性』が出て収容に来たのでしょう(妄想。。。)

もう、アメリカは”隣の人は感染してる”くらいに思っても過剰ではないです。



さて、本題です。

新型コロナ治療薬として期待が高まっている「アビガン」を開発した白木先生の緊急寄稿がウェブサイトに掲載されています。
少々難しいですが、正しい知識を得たい方はぜひ。

緊急寄稿(1)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のウイルス学的特徴と感染様式の考察(白木公康)

私ごときが大変恐縮ではありますが、一部抜粋して要約してみます。

飛沫感染について
  • 解放空間では、飛沫は2mまで到達する前に乾燥して感染性を失う。
  • 湿度の高い密室では、浮遊するウイルスは乾燥を免れ数分から30分程度感染性を保持する。2m離れていても、くしゃみや咳だけでなく呼気からも感染する
  • 部屋の加湿は気道粘膜には優しいが、ウイルスが感染性を保持しやすいことになるため湿度を上げ過ぎないように留意する。
  • コロナウイルス感染動物では(回復しても)感染から約1カ月程度ウイルスが検出される。
⇒ 換気や除湿を心がけ、飛沫が乾燥しやすい環境を作ることで感染を回避できる。

物を介する感染について
  • ティッシュで鼻をかむ際に鼻を触った手がウイルスで汚染され,その手でドアノブなどの物を触り,そこに付着したウイルスが物を介して別の人の手にうつり,その手を顔面にもっていくことで感染が成立する。
  • 鼻汁や気道粘膜からの分泌物など粘性のある生体成分に包まれた状態では,表面が乾燥しても内部のウイルスの乾燥は限られ,感染性は安定している(3日程度)。
  • エタノールや有機溶媒で容易に感染性がなくなる。
⇒ 手の消毒や手洗いが重要。

以上


湿度の高い密閉空間では、感染者の咳やくしゃみだけでなく、無症状の人や感染から回復して間もない人の呼気からも感染の可能性があるということ。


マスクについては、相変わらず欧米で”予防の効果は無い”という意見が根強いです。

確かに飛沫感染を防ぐ効果は期待できないようですが、以前にココで書いたように、自分自身の顔面を手で触るのを防ぐためにつけた方が良いと専門家も言っています。

また、白木先生も、吸気の湿度を保ち気道粘膜の乾燥を防ぎ、(異物を排出する)絨毛運動の保持には有用である、と書いています。

予防のためにマスクはつけた方が良い!

⇒ 手作り使い捨てマスクの作り方はコチラ

日本では「満員電車を何とかしてくれ」と言ってる人がいますが、出入り口の数が多く駅に着く度に大勢の人が出入りするので、それほど密閉された状態では無いそうです。
どうしても嫌なら、時差通勤や空いてる車両に乗るなどの自助努力が必要ですね。


スーパーなどで購入してきたものからの感染を防ぐ方法として、「車のトランクの中に3日間放置してから家の中に」なんていう指南も出回っています。。。

重症リスクの高い家人がいる家庭は、購入したものを数日間は玄関・勝手口・縁側などに置いておくようにしたり、冷蔵庫や棚にしまう前に洗ったり消毒したり外箱を処分したりする方が良いですね。


日本はこれから窓を開けて風通しを良くするのに絶好の季節です♪
感染拡大が小休止となることを願います。

梅雨の季節までが勝負かな。




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