政治的なことは詳しくありませんが、アメリカは、州(state)、郡(county)、の下の市(city)の自治独立性がとても強いと聞きます。
日本でいうと
愛知県
Mississippi State
名古屋市
Lowndes County
瑞穂区
City of Columbus
こんな感じでしょうか。
”長い物には巻かれろ”な日本と違い(大阪は違うか)、アメリカは”自分の身は自分で守る”が基本。
各個人についてもその傾向は強く、銃を所持するのもそのためだし、他人に決められたり指示されたりしても納得いかなければ従わない人が多いようです。
コロナウイルス対応についても、各自治体から様々な指示が出されていて、微妙に違うのです。。。
ミシシッピー州のガイドライン(大統領令に準ずる)
・必須でない10人以上の集まりは避けること。
・レストラン店内での飲食は禁止。ドライブスルー、テイクアウト、宅配を推奨。
・許可を得た者以外の、病院、特別養護老人ホーム、介護施設への訪問は禁止。
・できるだけ、企業は従業員の在宅ワークを認めること。
・必須でないビジネスは全て営業を停止すること。
<許可されるビジネス>
・食品販売店
・病院
・薬局
・インフラ関連
・郵便局
・テイクアウトレストラン
・ガソリンスタンド
・救急、消防関連
・銀行
・チャイルドケアサービス
これらのガイドラインは、2020年4月17日まで有効。
◆テューペロ市
・飲食スペースを10人以下に制限することができなければ、レストランの営業は禁止。
テイクアウトや宅配を利用すること。
・重要な援助を必要とする場合を除き、病院・老人ホーム・介護施設の訪問は禁止。
・できるだけ、在宅で仕事をすること。
・10人以上で集まることは禁止。
・必須の用が無い限り家に居ること。
2020年4月17日まで有効
◆ラウンズ郡
・必須でないビジネスの営業は停止。
・レストランの店内飲食エリアは閉鎖すること。トライブスルーもしくは店外でのピックアップ、及び宅配は可能。
・宗教集会は10人以下に制限すること。
・18歳以上の必須の移動を除き、午後10時から午前6時まで外出禁止。
2020年3月24日午後5時から、追って通知があるまで有効
◆コロンバス市
・レストランの店内飲食エリアは閉鎖。トライブスルーもしくは店外でのピックアップ、及び宅配は可能。
・必須でないビジネスの営業は停止。
・宗教集会は10人以下に制限すること。
・18歳以上の必須の移動を除き、午後10時から午前6時まで外出禁止。
2020年3月21日午後5時から、追って通知があるまで有効
データソース
https://www.msema.org/news/city-and-county-shutdowns-due-to-covid-19/
同じミシシッピ州内でも、トヨタのあるTupelo市と、ここColumbus市では若干内容が違います。
TupeloはLee郡単位では特に規制が出されていないので、その他の地域は州令に従うってことなのかな。
ColumbusのあるLowndes郡は、郡全体にもColumbusと同じ規制を追っかけで出しています。
外出規制も市や郡によって、
午後9時から午前5時
午後10時から午前5時
午後10時から午前6時
と様々です。。。
市や郡を跨いで仕事に行く人も多いでしょうから、把握するのが難しいんじゃないかと思ったりします。
ドライブスルーは英語が不自由な私達にはハードルが高いので、外食はほとんど出来なくなりました。
美容院もやってないので、髪を切りに行くこともできません。。。
日本も頑張らないとこうなりますよ〜
→ 続 ミシシッピ州の現状