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ここは戦地ではありません

2021年11月12日金曜日

アメリカ社会

🍔今日のアメリカ


この裁判もここ数日のニューストピックになってます。

この写真を見て、どう思います?

どんなすごい暴動が起こっているのか、この人たちは軍か警察の関係者?と思いますよね???



被告は18歳(事件当時は17歳)のカイル・リッテンハウス


事件の概要は以下のとおり。
ウィスコンシン州ケノーシャという町で起きたライフルによる殺人事件が、正当防衛か殺人かを争う裁判がリアルタイムでニュースになっています。

同被告は、ジョーセフ・ローゼンバウム氏(当時36)とアンソニー・フーバー氏(同26)を射殺し、ゲイジ・グロスクロイツ氏(28)を負傷させたとして、殺人や殺人未遂などの罪に問われている。

ケノーシャでは、警官が黒人男性のジェイコブ・ブレイク氏を銃撃したことを受け、路上で暴動が発生した。その2日後、リッテンハウス被告はイリノイ州の自宅から、半自動ライフルを持ってケノーシャに向かった。暴動から財産を守るのを支援しようとしたと主張している。

彼らはただの市民です。
自警団気取りで武装し、暴動から周辺地域を守るために”出動した”らしい。

ゲームかなんかと間違えてるんでしょうね。。。


武装して意気揚々と乗り込んでいったものの、ライフルを抱えた小心のお兄ちゃんになんぞひるまない強面の白人に逆襲され、ビニール袋を振り回した(チェーンに見えたらしい)だけの丸腰の相手にビビッて4発もぶっ放して殺しちゃった💦

それを見た周りの人たちは、当然彼を捕まえようと追い回す。

ぽっちゃり小太りのカイル君は、道路の真ん中でつまづいてコケる。

スノーボードを振り回して(ライフル持ったヤツが相手なので当然です)向かってきた白人青年に、至近距離でまたぶっ放す。

続いてピストルを自分に向けた次の白人青年に向け、さらにもう一発。


アメリカのこの手の裁判は、公平ではありません


これ、被告が黒人だったら、間違いなく!!即刻アウト!!!

でも白人の若者なので、裁判に「襲われそうになったから撃ったんだもん、しょうがないよ」的な空気が流れてる気がする。。。

被告が白人か黒人か。
被害者が白人か黒人か。
共和党州か民主党州か。
銃規制に賛成か反対か。

日本のような国では、こういう余計な価値観に介入されず事件そのものを客観視して裁判が行われることが当然と思われていますけど、アメリカでは裁判官においてさえも当人の主義主張が判決に影響するような”強いバイアス”が存在します。

アメリカの裁判はちっとも公平に見えません。

なので、私も判決には興味がありません。

ただただ、

この写真の若者の姿が”アメリカの狂気(凶器)”と思うだけ。



子供がライフルを抱えて戦地のような姿で町を歩けるアメリカ


「正当防衛か否か」が争点なんですけど、丸腰の相手を撃っちゃって、しかも二人も殺しておいて、「そんなつもりじゃなかった」って、だったら何するつもりでライフルを持って行ったんでしょうかね???

殴られたわけでも無いのにビビッて4発もぶっ放すくらいなら、家に居た方がいいよ。

子供がこんなもん持って夜の町に出て行けるアメリカは、狂ってるよね。


銃が大好きなアメリカ人の頭の中がよーくわかります。
 👇


かように銃の扱いに慣れている青少年の気が触れれば、狙いが獣でなく人間になるだけの違いです。ハンティングは校内銃撃や教会内銃撃、社内銃撃などの犯人の育成の場ともなっているわけです。


犯罪者は必ず銃を手に入れることができるんですよ。米国には4億丁の銃が存在しており、毎日1万7000丁が生産されています。1500万丁を超えるAR-15が個人で所有されています。こういった銃は消えません。
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