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南部白人の好きなもの、銃とカントリーとトランプ

2021年11月21日日曜日

アメリカ アラバマ州 アメリカ テネシー州 アメリカ社会 南部の歴史・文化

🍔今日のアメリカ

裁判の後、CNNのキャスターやコメンテーターから怒りではなく”無力感とやりきれなさ”が伝わってきました。。。アメリカ人も、変わらない「保守」にウンザリガッカリしてますね。


白人率99%の違和感


週末、アラバマ州の州立公園に出掛けたら、アート&クラフトのイベントをやってました。アメリカではこの手の屋外イベントをあっちこっちでしょっちゅうやっています。

我が家は滅多に立ち寄らないのですけど、散歩がてら回ってみたら、、、

「TRUMP2024」のパネル
「Let's go Brandon!」のキャップ
「南軍旗」

白人率99%の会場でひしひしと”アウェー”を感じました😑💧


※実際の写真ではありません。



もちろん全員がそうでは無いとわかってますけど、でもやっぱり、

『田舎の南部白人=共和党トランピー』

ですよ。


人種ミックスの安心感


アラバマ州は今も人種差別が強く残る場所ですが、タスカルーサやバーミングハムは都市として成熟しつつあり、人種ミックスが進んでいるのを感じます。アメリカの人種構成から考えたら、どんなところにも白人、黒人、ヒスパニック、アジアンが混在するのが自然です。

私がタスカルーサやバーミングハムに居心地の良さを感じたり、アメフトが好きなのは、人種構成に違和感を感じないせいもあると思います。

マイノリティに対する視線や緊張感を感じず、アジア人の自分も受け入れられると安心できる。


白人とカントリーの聖地


コロナパンデミックの間に、テネシー州ナッシュビルの領事館から「当館館内で日本人に対する風評被害が発生しており、、、注意してくだい。」というメールが何度か送られてきました。

日産やブリヂストンの北米拠点を始め日本企業が多く、日本人が根付いているところなのにこういうことがあるんだ、と、ちょっと意外でした。


でもね、このブログを読んでナルホドと思いましたね。


そうそう、昨夏のナッシュビルのダウンタウンはマスク無しの白人で溢れてました。。。

テネシー州は「音楽」が売りですが、2大都市メンフィスとナッシュビルのうち、メンフィスはブラックミュージックの聖地ナッシュビルはカントリーミュージックの聖地、ダウンタウンの色が違うのも当然ではあります。


アメリカでは日本人も例外ではない


先日、こちらで暮らす友人とバーミングハムのパンケーキ屋さんの話をした時に、彼女が「店内は人種も適当にミックスしてる感じですよね〜」と言いました。

ハーフのかわいいお嬢さんを持つ日本人の彼女。やはりそういう事が気になるんだな〜と思いました。


先日旅行したコスタリカ、以前の駐在地ロシア、どちらも「日本人です」と言うと、知っている日本語を口にしたり日本企業の製品を褒めてくれたり、日本人に親切な人が多いです。ヨーロッパでもそういうこと多いですよね。


アメリカでそういう経験をしたこと一度も無いですね〜。


移民の国、人種のるつぼ、と言われるアメリカですけど、今も白人には多くの特権があり、マイノリティに優しい国では無いと痛感します。
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