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日本は同調圧力が強くて生きづらい

2023年5月21日日曜日

日本のこと

🍔今日のアメリカ 


続きです。

海外からの観光客の多くが「日本にはルールが多い」と言います。「ルールが多くて大変だけれど、みんながそれを守るから町が安全で清潔」だとも。


パンデミック中、よく日本のニュースやSNSで『同調圧力』という言葉を目にしました。日本は”異端”に厳しい社会、みんなが『暗黙のルール』にさえ従う。そうでないと瞬く間に”村八分”になり、狭い社会で”吊るし上げ”にあう(と信じられている)。

そういう一面があることは否定しません。世界から認められる日本らしさでもあるし弱点でもある。

でもね、

なんとなく「同調」を求められるだけなら自分の意志でやめればいいのに、その勇気も無く裏でコソコソと文句を言う。結局のところ、長いものには巻かれる方が楽だし出る杭になって打たれるのも損だ、と思ってる人ほどそういうこと言うんだよね~


日本社会で生きづらさを感じる人の中には、自分が「異端」であるという自覚の無い人もいます。日本の外で暮らして初めて「日本は自分にとって窮屈だった」と気づくことも。

私たちのように駐在で数年間だけ異国で暮らすくらいなら、どこにいても「外国人枠」です。ローカルの人から”同調”を求められるほどコミュニケーションも取れないし馴染んでもいません。だからこそ「自由」が許容されるんだけど、それを日本と外国の違いだと勘違いする人がいます。海外には同調圧力が無くて暮らしやすい、と。


でも、自分が生まれ育った国じゃないからわからないだけで、どこにだってルールはあるし程度は違えど「同調圧力」もある、私はそう感じます。アメリカだってそうです。女の子は髪が長くて大人っぽいのが魅力的で、ベリーショートは「異端」の証。家の前庭には手入れの行き届いた芝と紅葉の美しい落葉樹、足並みを揃えられないなら「ここには住めません」と追い出される。

そのくせ、

日本では「出る杭は打たれる」ですが、欧米では「出ない杭は無視される」です。

日本では反対意見を言うのは少々勇気がいりますが、欧米では自分の意見を言わないと相手にされない。自分は同意だと黙っていれば「何も考えていない頭の悪いヤツ」だと思われる。私も外資でアメリカ人と仕事をしていた時は、「バカ」だと思われないよう英語がヘタでもとにかく発言してました。発言したからと言って、「じゃあこのプロジェクトはお前がヤレ」なんてことにはならないのも日本と違うところ。裏を返せば、「口は達者でも仕事は人任せ」な人も多いってこと。。。

日本でみんなに合わせるのが苦手な人がいるように、海外にだって我先にと自己主張をするのが苦手な人もいます。

ルールが多くて窮屈でも穏やかに整然と暮らせる日本が自分には合っている、と好んで日本に移住する外国人もいる一方、公共の場では基本的に周りに合わせることを求められる日本の暮らしは自分には窮屈過ぎる、と日本に生きづらさを感じる日本人もいる。

誰かにとっては良くても、他の誰かにとってはそうじゃない。どちらを選んでも二つの側面がある。



私自身もたぶん「異端」の人。でも日本が生きづらいと思った事は無いけどね。逆にアメリカが暮らしやすいとも思いません😅



中国でも同じく。


うんうん。そう思う。

アメリカにはアメリカならではの「調和」が、中国には中国ならではの「調和」が求められる。そんなの当たり前のことです。

読んでいただきありがとうございました。最後にブログトップの応援ボタンを押してくださると嬉しいです。お互い良い一日になりますように(^^
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