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英語では「Read the room」

2023年5月5日金曜日

アメリカ ミシシッピ州 アメリカ社会

🍔今日のアメリカ 

数年前にとても話題になりました。今見てもホッコリしますね😍


これが大きな話題になるほど、「大人の世界では簡単では無い」ということなんだろうなと当時思いました。


私は今のアパートに住んでもうすぐ4年になりますが、住み始めた頃に比べてホワイトが少なくなってアフリカ系の割合がどんどん増えてきたように感じます。

一時期はインド系がたくさん住んでいたので、我々駐在員とインド系ファミリーとでアジア人がうじゃうじゃ集まっている”特殊なアパート”でした😅

例えば私のいる棟だと、引っ越してきた時は一棟8室のうち4室がホワイトで、3室がアフリカ系、1室が我が家でした。

今は、2室がホワイト、5室がアフリカ系。


長く住んでいる方々はホワイトが多いですけど、最近入ってくるファミリーはアフリカ系が多いです。アパートのオーナーさんが選り好みしない人なんでしょうね。

町そのものも、ミシシッピという場所を考慮するとかなりリベラルな方だという印象があります。周りの町より人種偏見が少ない、我々も偏見を受ける側なので4年も暮らしていると何となくそういうのが感じ取れるようになるものですね。

私の英会話の相手をしてくれていた黒人の先生も、知人のご主人のブラジル人も「この町は暮らしやすい」と言ってましたから、実際にそうなんでしょう。


アパートのすぐ隣に大きな総合病院があります。その隣に病院が管理するウォーキングトラックと遊具のある小さな公園があるので私もよく行くのですが、この春は特にアフリカ系のお母さんと幼児たちがたくさん遊びに来ているのをよく見かけます。ホワイトのファミリーがそこに違和感なく混ざって仲良く遊んでいることもありますが、傍から見ていると、何となくそれぞれの”カラー”の人たちだけの方が緊張感が無いような気もします。

それぞれ”空気を読んでいる”、そんな雰囲気を感じます。


前にキャンプ場や公園利用の差別について書きました。


白黒オセロのようにその場所のカラーが変わると、同じ価値観の人が集まりやすくなっていくんでしょうね。誰だって隣人に気を使うことなく似た価値観の人の近くで暮らしたいです。

ここのところ保守とリベラルが極端に開いてきて、落としどころが無い。そのうちアメリカは南北戦争以前のように互いに相いれない二つの国に分裂するんじゃなかろうか。

アメリカに来る前は、自分たちがアメリカで受け入れられないなんて想像したこともありませんでしたけど、最近はそういうことに敏感になりました。自分たちがウェルカムかどうか、南部では嫌な思いをしないために”空気を読む(Read the room)”のも大事。

読んでいただきありがとうございました。最後にブログトップの応援ボタンを押してくださると嬉しいです。お互い良い一日になりますように(^^♪
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