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「大切なことは失敗から立ち上がること」

2022年7月14日木曜日

事件

🍔今日のアメリカ

昨日のニューヨークタイムズのメール配信は「日本で最も長く務めた総理大臣が残した遺産」というタイトルで、安倍元首相の功績について解説した記事でした。



前日には、CNNが「新たな型をもたらした日本のファーストレディー」として昭恵夫人について書いています。

☞ CNN

ご両人とも良家のご子息・お嬢様で、「育ちの良さが人柄に表れている」と海外でも多くの方から評されています。

私たちが日本の中から見ていたよりずっと、諸外国から信頼され、日本を大きく変えようとする政治手腕を高く評価されていたのだと、今になって知りました。


TIME誌の次号の表紙も安倍さんだそうですね。



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私自身は、政治的・外交的なことよりも、安倍さんの”リーダーシップ力”に興味を持っていました。

過去に首相を短期で辞任した方が再び担がれるというのは、そうそう簡単に起こるような事ではありません。


政治の世界は、企業の社長みたいに「もう一回オレがやる」と言って自分の意志で再登板できるようなところではないでしょう。

重鎮とか派閥とかいろいろな利権がうごめく自民党内で、健康不安を抱える安倍さんが再登板を許され、さらに過去最長に亘ってその責を任され続けるって、よっぽどの”人間力”が無いとできないことです。



私が「この人、実はすごいのかな~」と初めて思ったのは、麻生さんが副総理になった時。


麻生さん、総理経験者ですからね。副総理って「格落ち」じゃないですか。しかも安倍さんより年齢も少し上。この方も出自はハンパない家系です。もともと仲良しだからって、「次は自分が天下を」と誰しもが思っている世界で、その後ずっと関係性を変えずに仕事をしていくってそう容易いことでは無いと思う。


**********

英語は苦手で活舌は悪く、ものすごく頭がいいというわけでも無い。

でも、

理想、理念、信念、決断力、コミュニケーション力、冷静かつ強い精神力、など”健康以外”の資質をお持ちだったのでしょうね。

さらに、

お坊ちゃま育ちで、人を出し抜く、計算高い、など、トップに上り詰める人にありがちなズルさは持ってない。

自分の高い志を成し遂げるために「人を信頼し、任せ、責任を取る」ことができ、世界中から信頼されるに足るリーダーだったんでしょうね。

もちろん、一度目の失敗が糧になってのことでしょうけれど。


話題になっている近畿大学卒業式の安倍元首相のスピーチです。

これを見ると、この方は心底優しい人間だったのだろうなと感じます。
涙しました😢合掌
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