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ウクライナの苦難の歴史とロシアとの複雑な関係

2022年2月23日水曜日

ロシア

💣今日のロシア


我が家は、ロシア西部の小さな町でおよそ2年弱暮らしました。

アパートのすぐ近くに「原発事故の後始末に駆り出され被爆で亡くなった人たちの慰霊碑」がありました。チェルノブイリからは直線距離で600キロほどのところでした。


チェルノブイリは「ウクライナ」にあります。ウクライナを放射能で汚染したのはロシア(ソ連)です。


「ウクライナ」と「ロシア」はもともと同じ国



ロシア料理として知られる「ボルシチ」「キエフ風カツレツ」は、本来はウクライナ料理です。


プーチンさんは「ウクライナはロシアの一部だ」と言ってます。

中国が香港や台湾を”中国の一部”と言っているのと似てます。


赤く囲んだところが「ウクライナ」で、その上が「ベラルーシ」
どちらもペレストロイカ以前はソ連邦でした。


。。。という以前に、

そもそもロシアの始祖は「キエフ公国」。キエフはウクライナの現首都。ウクライナ・ベラルーシのあるところが「元祖ロシア」です。

ロシアの一部だったんじゃなくて、もともとこっちがロシアだった。



このあたりの歴史背景についてはこちらで↓


1793年から95年にかけて右岸ウクライナ(西部)がロシア帝国に併合された。その後、「ロシア化」と呼ばれる政策により、ウクライナ語の使用と学習が禁止され、人々はロシア正教への改宗を迫られた。

ウクライナ東部は西部よりもずっと早い時期からロシア支配下にあったため、東部の人々はロシアとの結び付きが強く、ロシア寄りの指導者を支持する傾向にある。


ウクライナの領土を次々に盗むロシア



この記事に書かれているように、ウクライナはその複雑な歴史から、過去の朝鮮半島やドイツと同じように、国内に東西の政治紛争を抱えています。


プーチンさんは今、どさくさ紛れにこの「東寄りの地域」をスルリと自分の懐に入れようとしてる。


いやいやそれはダメでしょう。よその国だから!

それじゃあ泥棒です。

(でも、クリミアの時は上手くやってしまった。。。)


自国の領土を再び盗み取られそうなウクライナは猛烈に怒り、欧米各国ももちろんロシアを非難しウクライナを支援する。今度もまたクリミアみたいに盗まれたら恥ですもの。

特にバイデンさんは絶対プーチンに負けたくない!


ウクライナに兵を進めたプーチンさんの言い分はこう。

「もともとウクライナはロシアの一部。特に東側はウクライナから離れてロシアに付きたいと言ってる。ロシアはそれらのウクライナからの独立を認め、ウクライナの攻撃から彼らを守る。」


で、

みんなカンカン👿💢


泥棒かテロリストか。。。


今の情勢はこんなところ。


ロシアがそんなにまでしてウクライナが欲しいワケ、ロシアに住んでみたらわかります。


つづきはこちら

「ウクライナ侵攻」スタートはここから

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