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英語が通じないのは私のせいじゃない!

2022年2月4日金曜日

アメリカ生活

🍔今日のアメリカ

北京オリンピック開会式の前に行われたアイスホッケー日本女子の勝利者インタビューで、海外メディアに流暢な英語で答える「大澤ちほ」選手をたまたま見て、試合に勝ったことより英語で答えていることにジーンとしてしまった💦

彼女の略歴を探してみたら、「苫小牧駒澤大学国際文化学部国際コミュニケーション学科英語コミュニケーションコース卒業」と書いてありました。


しばらく前は「ゆとり世代はグローバル志向が希薄」なんて言われていて日本の将来が心配でしたけど、こういう↓ニュースは嬉しいです。


どんどん増えて欲しい!


おばさんとおばあさんの英会話レッスン、その後


同じアパートに住む黒人の元国語の先生に英語を教えて貰うようになって、およそ半年経ちました。

元学校の先生とは言え、めちゃくちゃな英語で喋りまくる50過ぎの日本人のおばさんを相手にするのは、なかなか難儀なことでしょうね😅

二人で試行錯誤しながら、なんとかレッスンらしい形になってきました。


私は学生時代に英語がものすごく苦手でした。

高校生の時、教育実習生に「国語がこんなに得意なら英語もできるようになるよ」と言われたことがありますが、その後もさっぱり興味が持てませんでした。。。

親には「お金をかけたのに、、、」と言われます。そう、小学生の時はYMCAの英語クラスで一番成績が良かったんです!日本語を使わず英語だけで会話をするクラスで楽しかった。

自分は英語が得意だと思っていたのに、中学生になって急速に興味を失ってしまいました。


日本の英語教育は「記憶力テスト」


最近やっと『学校英語の呪縛』から解かれ、自分が英語に興味が持てなくなったのは、楽しかった英会話からただの「勉強」になってしまったからなんだろうと思い当たりました。

私たちの時代の英語教育は、英語を”会話ツール”として扱ってはいませんでしたよね。

単語のつづりと意味と文法を覚え、穴に埋めたり和訳英訳するだけ。創造も考察も無くただ覚えるだけの勉強はつまんなかったんだろうな。日本で理系の人が英語が苦手なのはそのせいでしょうね。

そういう勉強をしてきた日本人は、勉強したハズの英語が海外でぜーんぜん通じないことにショックを受ける。。。もちろん、読み書きには役立ってますけど。


外国語はコミュニケーションツール


私の英語は、スペイン語とロシア語から再構築されて今に至っています。

大人になって気まぐれで参加したスペイン語クラスでネイティブの先生と会話できるのが楽しくて、それを趣味として何年も続けていました。

30代後半の頃、”スペイン人の母を持つ日本語を話せないアメリカ人”が駐在してきて、私がパートナーになりました。幸いなことに彼もスペイン語ができたので、私はスペイン語と英語をごちゃ混ぜにして会話をしていました。社内には英語の達者な人が多く、英語が全然ダメな私がアメリカ人とスペイン語で仕事をしているのはさぞかし奇異だったでしょうね〜。日本語→英語よりスペイン語→英語の方が変換し易しいので、彼と仕事をしているうちにだんだん英語も話せるようになっていきました。

ロシア駐在でも、ロシア語の先生は英語教師でしたから、ロシア語と英語のごちゃ混ぜ会話😅

「外国語はコミュニケーションツール」と理解して、自分の考えを伝えたい、相手と話をしたい、と思って勉強するのは『学校で学ぶ英語』とは全く違います。


海外旅行や非英語ネイティブ相手なら何とか通じるようになった私の英語でしたが、アメリカに来たら全然役に立たない。。。


通じない『学校英語』


スペイン語もロシア語もネイティブから習ったので覚えたことはすぐに使えましたけど、英語ってホントに通じない。。。自分の頭に昔習った英語がこびりついているからでしょうね。


今、ネイティブに英語を教わりながら、「初めからこうやって勉強したかった」と改めて思っています。私は最初の勉強を続けていたら違ったのかもしれないと思うと、文部省が恨めしい。。。

会話やリーディングの発音ミスに先生はすぐ気づくし、発音が違っていたら単語が全く通じない。「文字」が意味を持つ日本語は発音が変でも理解できますけど、英語は「音とリズム」の言語なので発音(発声)とアクセントが正しくないと理解されません。。。


『フォニックス』で通じるようになります!



日本人の英語が通じないのは「発音ができていないから」。

これに尽きます。こんな根本的な事、英語教育の最初に教えて欲しかったわ。

フォニックスが身についていないせいで、スタバやファストフードの注文さえ理解されず、アメリカでますます英語が嫌いになる人がきっとものすごく多いことでしょう。


私は自分の英語が通じない原因を探してこれ👇にたどり着き、これをキッカケに学校英語を自分の頭から抹殺することに決めました!

目からウロコ。フォニックスを練習したら注文が通じます。絶対!


ヒアリング力もすごく改善します。



私がネイティブとの対面レッスンにこだわったのは、私に必要なのは発音矯正とアウトプットの機会を作ることと考えていたから。

音読して、会話して、作文して、直してもらう。アウトプットに特化して、今はこれを繰り返しています。


英語をこうやって教えてくれていたら、日本はいま全然違っていたでしょうね。

おばさんのように遠回りしないよう、若い人たちには早くから外国に出て言葉や文化の壁を越えてもらいたいと心から思います。
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