ミシシッピ州はトリプルパンチ

私がヘルメットをかぶって備えていた4月12日の嵐の全貌が明らかになりました。
アメリカの過去の竜巻の中で5番目にワイドな竜巻だったそうです。
本当に近くにタッチダウンしなくて良かったです。

https://www.msema.org/news/video-of-easter-sunday-storm-damage-april-12-2020/

南部州には竜巻の時に避難するためのシェルターがあるのですが、ニュースで「避難所でもマスクをつけてソーシャルディスタンスを守ってください」と繰り返し言ってました。

日本みたいに人口が多くないので（写真見ればわかりますね　笑）、避難すると言っても大した人数じゃないですけど。



実は、先週末もほとんど同じような時間帯、日曜日から月曜日にかけて嵐でした。

12日より19日の方が南寄りだったので、この辺の被害は少なかったのですが、それでもミシシッピの9つの郡で被害があったと報告されています。

https://www.msema.org/news/initial-storm-reports-from-april-19-severe-weather-event/

親指大の雹（ひょう）が雨のようにバラバラと降ってくる動画がニュースサイトに上がっていました。

コロナ禍に加え、二週続けての災害で、ミシシッピ州はトリプルパンチ。



・・・とこれを書いていて気づきました。

ベタベタ共和党のミシシッピ州知事が、近隣州と足並み揃えて今週から”ロックダウン解除”せずに一週間先延ばしにしたのは、こっちで手いっぱいだったからだな。


4月27日にはStay at Homeの命令期限が切れるので、学校以外は順次再開となるでしょう。

ロックダウンの解除は、原則として政府の出したガイドラインに従うことになっているのですが、判断は州知事に任されています。

アメリカは日本よりずっと感染が広がっているので、レジャー施設やジムを再開したら、すぐ感染者が増えちゃうでしょうねぇ。

ジョージア州は、州知事は前のめり、アトランタ市長は時期尚早、と、州政府と地方政府の足並みが揃わなくてもめてる。

連邦政府　VS　州知事のところもあれば、州知事　VS　地方政府のところもあり、対応はますます複雑になって、感染はさらに広がる。。。


唯我独尊　The アメリカ