海外にいてもマルセイバターサンドが食べたくてロシア駐在時代に何度も試作し、改良に改良を重ねてかなり近い味と見た目になりました。
<追記>
このレシピではクリームにメレンゲ(卵白)または生クリームを使用しています。保存方法について文末に記載しています。
本家「六花亭」に似せる決め手はホワイトチョコレート
外観を似せてるだけではなく、六花亭の原材料を参考に、自分で調達できる原材料と製法で試行錯誤してレシピを作りました。
(注:本家のレシピと同じではありませんし、本家の原材料も時代とともに少しずつ変わっているようです)
本物は北海道の美味しい原材料あってこその美味しさですが、手に入りやすい市販のバターとホワイトチョコレートを使用します。
本物は北海道の美味しい原材料あってこその美味しさですが、手に入りやすい市販のバターとホワイトチョコレートを使用します。
特にホワイトチョコレートの風味や甘さでバタークリームの味が随分変わってしまうので、メレンゲもしくは生クリームで甘さや乳風味の調整ができるレシピにしています。
メレンゲを使うと口当たりが軽くカロリー控えめに、生クリームを使うと濃厚な乳風味のバタークリームになります。
六花亭マルセイバターサンド風レーズンサンドの作り方
サブレ生地 材料
- 70g 無塩バター
- 50g グラニュー糖
- 30g アーモンドプードル
- 少々 塩
- 1個分 卵黄
- 少々 バニラエッセンス
- 100g〜 薄力粉
- 小さじ1/2 ベーキングパウダー
※薄力粉の代わりにたんぱく質低めのオールパーパスを使っても良いですが、その場合は90gに減らし、アーモンドプードルを10g増やしてください。さらに牛乳を小さじ1~2杯加えて下さい。
サブレ生地 作り方
- バターを室温で柔らかくしておく。
- 薄力粉とベーキングパウダーは合わせて篩っておく。
- ボウルに、柔らかくしたバター、グラニュー糖、塩を入れ、練り混ぜる。
- アーモンドプードル、卵黄、バニラエッセンスを加えよく混ぜる。
- 粉類を3回に分けて粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
- 成型方法は下記AとBのどちらかで。
- 天板にベーキングシートを敷き、間を開けてカットした生地を並べる。
- 予熱したオーブンで薄く焼き色がつく程度に焼く。(目安 180℃ 10分)
A 延ばしてカットする
- ひとまとめにしたら四角く形をととのえてラップに包み、冷蔵庫で30分以上寝かす。
- 21㎝(7㎝×3)×24㎝(3㎝×8)、厚さ3~4㎜に延ばし、冷蔵庫で30分寝かす。
- 7㎝×3㎝にカットする(24枚)。
※ギリギリ21㎝×24㎝に伸ばせるくらいの生地量なので、難しい場合は21×21(7㎝×3㎝、21枚)にしてください。
B 冷凍してスライスする
- ひとまとめにしてボウルから出し、切り口が3㎝x7㎝になるように直方体に成型し、ラップで包んで冷凍する。
- 生地を冷凍庫から出し、3㎜厚にスライスする。
レーズンバタークリーム 材料
- 20g 卵白(約1/2個分)もしくは生クリーム
- 8g グラニュー糖(チョコレートの甘さによる)
- 40g ホワイトチョコレート
- 30g 無塩バター
- 60g レーズン
- 大さじ1 ラム酒
日本では、明治やロッテの板チョコを使っていました。
アメリカでは、リンツのホワイトチョコ(板)ではあまり美味しく出来なくて、ギラデリのホワイトチョコは甘過ぎ、アルディのこれ↓を使っています(
レーズンバタークリーム 作り方
- (前日)レーズンを湯で軽く洗って水切りし、ラム酒を振りかけて冷たくしておく。
- (当日)バターを室温で柔らかくしておく。
- (当日)ホワイトチョコレートを溶かし、人肌まで冷ましておく。
- ボウルを二つ用意する。
- 片方のボウルで硬いメレンゲ(卵白+グラニュー糖)を作り(もしくは、生クリームを固めにホイップし)冷蔵庫で冷やしておく。
- 別のボウルで、室温に戻した無塩バターをクリーム状にする。
- そこに、溶かしたホワイトチョコレート(バターが溶けない温度で)を加えてよく混ぜる。流れるほど柔らかい場合は少し冷やす。
- メレンゲを少しずつ加えてホイッパーでよく混ぜる。(注:バターとチョコを合わせたものが柔らか過ぎると分離して混ざりません!)
- レーズンを加えたら、軽くなるまでヘラでしっかり混ぜる。
※メレンゲは熱を入れたイタリアンもしくはスイスメレンゲにするとなお良いです。
サンドする
しっかり冷ましたサブレの片方にクリームをたっぷり塗り、もう一枚の生地をかぶせる。
※クリームをサンドする前にブランデーを薄めたものをハケで軽く塗っておくと、サンドする時にサブレが割れにくくなります。
冷蔵庫で冷やしてクリームを固める。密封容器に入れて冷蔵庫で1日程度なじませた方が美味しいです。
要冷蔵です!!
1個ずつ包んで冷凍も可能です。(冷蔵解凍がオススメ)
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