わがままなのか、人種問題なのか

🍔今日のアメリカ 

先日、ウォーキングトラックをみんなと反対向きに歩いている白人のオバサンがいました。

安全に歩けるように、トラックは曜日ごとに歩く方向が決まっていて、入り口のボードにわかりやすく書いてあります。

たとえそれに気づかなくたって、みーんな同じ方向に歩いたり走ったりしてるんだから気づくと思うんだよね、自分だけ反対って何か変？って、、、😅　この日は特にたくさんの人がいたのですが、４回すれ違ってもずっとひとりだけ反対向きに歩きつづけている。イヤホンで音楽を聴いたり、誰かと電話で話したりしてても、同じ方向に歩いてるからこそぶつからないけど、正面から誰かがこっちに向かって歩いてくるって結構うっとうしい。。。

大概の人は自分で気づいて途中で向きを変えますよ、だってみんな自分の方に向かって歩いてくるんだから気持ち悪いじゃん。でもたまーにこのオバサンみたいな人がいて、アメリカ人だな～と思う。ルールがあるかどうかに関わらず素直にみんなと同じ向きに歩けばいいだけなのに、「私の勝手でしょ！」みたいな、ね。

日本人なら誰でも親切にルールを教えてくれると思うんだけど、なぜかいつも誰も声をかけないのです。誰しも私と同じようにうっとうしいと思っているハズなんだけど、みんなスルーなの。。。実は、私も友人も「逆方向ですよ」と声をかけたことがあります。この時も邪魔くさいから仕方なく声をかけました。

その後でぐるり見渡して気づきました。このオバサンともうひとりのおばあちゃんと私以外全員黒人だ、と。ブラック＆ホワイト、お互いに無用な接触はしないのかもね、特にブラックからは。ここはミシシッピだから。

しばらくして、今度は黒人の若い女の人がトラックに入ってきて反対向きに歩き始めました。そしたら、彼女はすぐに黒人のオバサンに声をかけられた。

必ずしも人種の問題というわけではなく、ただセルフィッシュな他人に関わらないだけなのかもしれませんけど。お節介な日本人にはスルーする方が難しい、、いつまでたってもこういう感じには戸惑いますね。

歯医者さんが新患にプレゼントしてるTシャツを着て歩いていたオバサン。私も夫も色違いのやつ着てます😆

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