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失敗から学ぶパン作り メロンパンの皮が割れる原因はコレかも!

2023年1月25日水曜日

パン作り・材料

🍞今日のパン

また失敗した~
メロンパンをたくさん作ったら、皮がガリガリでバキバキに割れました😥


「普通に美味しそうじゃーん」って思ってくださる方もいると思いますが、、、

いつも作ってるのはこれ↓だから!😤


こんな風に中のパン生地が見えたらダメ。全然ダメ~!!


皮を作ってる時に「今日のちょっと硬いか?」と気になったので、水もいつもより増やしたんですよ。でも、成型の時に「さすがにこれはいかん!」と思って霧吹きで水を足したので、後半に焼いたのはまあなんとかマシになりました。


メロンパンの皮がガリガリの原因


原因が何か考えて、、、ベーキングパウダーを入れ忘れたことに気づく💦

メロンパンの皮ってクッキーの生地です。ベーキングパウダーを入れる人もいれば、入れない人もいます。

ふんわりサックリが好きな人は入れるし、固めで少し粉っぽい食感が好きな人は入れない。私は前者。いつも入れてます。

でも、今回忘れた💦

生地が固い上にベーキングパウダーも忘れたので、焼き上がった時は口の中ケガしそうなくらいガリガリの皮でした。。。時間が経つと柔らかくなりますけど。

しかし、、、ベーキングパウダーを忘れただけで皮がこんなにバキバキ割れるハズがない。


メロンパンの皮がバキバキ割れる原因


で、また考えた。そして、とても重要なことに気づきました。


いつもと違うバターを使った!

いつも使っているのが左側。今回使ったのが右側。



バターに含まれる脂肪分が少ない


右側のバターの方が安いんです。半額くらい。いわゆるプライベートブランド商品です。脂肪の含有率が違います。

なんと、バター14gあたりの脂質が1gも違う!?

バター100gで7gも脂肪分が少ないってことよ😱
(小数点以下が丸めてあるので実際はもう少し差が小さいと思います)

脂質が少ない分、水分が多いってこと。

脂質が少ないと、生地が固くなるしサクサクしにくくなる。
水分が多いと、小麦粉のグルテンが多くできて固くなる。

これまでもこの2種類を混ぜて使うことはあっても、安い方だけで使ったことは無かったのでこんなに違うとは気づかなかった💦


バターの可塑性(かそせい)が低い


これまでも今回使った安いバターの「可塑性の低さ」については気づいていましたけど、製品に顕著に表れるほどたくさん使ったことが無かったんでしょうね。。。

バターの可塑性とは「形を自由に変えられる柔軟性」のことを言います。低い温度でもカチカチにならず、室温程度では溶けずに粘土状を維持している。


主にいつも使っているバターの方は、冷蔵庫から出してすぐでも指で強く抑えるとグニュッと凹みます。一方の安い方は、冷えていると固くもろいです。

バターの柔軟性が無いので、メロン皮を薄く延ばすと割れてしまう。


割れないメロン皮のポイントについては、皆さんだいたい同じようなことを指摘していますし、私もレシピの最後に注意書きしています。


でも、『バターの可塑性の違い』について指摘しているものはあまり見かけません。

「いろいろなレシピを試してみてもメロン皮がどうしても割れてしまう」という方は、バターそのものの性質が原因かもしれません。。。


こちら、アメリカの皆さんにたくさん見てもらっている「アメリカのバター」についての投稿ですが、後半部分に可塑性について追記しました。わかりやすい動画も付けていますので、ぜひ参考にしてみてください。



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後日談。検証してくれました(笑)



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