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アメリカ下院議長選挙で得をした人

2023年1月7日土曜日

アメリカ社会

🍔今日のアメリカ 

4日間、15回目の投票で終わりましたね。いやぁ、根性ある。

アメリカ東部時間22時から再開して、14回目、延期の採決、15回目までやっても皆さん疲れた様子も呆れた様子も見せず、延長に次ぐ延長のフットボールのゲームでもやってるかのようでした。


昨日も書いたけど、、、

短時間で勝負が決まる相撲、柔道が伝統スポーツの日本🇯🇵

4時間もの長丁場の末に最後の1分で勝敗が決することもある野球やアメフト好きのアメリカ🇺🇸

『DNAレベルで違う』

ホントそうなんでしょうね。


イラつくマッカーシー


昨日の午前中、13回目の投票で造反組の大半がホールドアップして213票まで増え、あと数名で決着が付くところまでやっと辿りついた。

説得に見込み有りと踏んだマッカーシーが夜10時までに票をまとめると言って中断したにも関わらず、、、再開した14回目でも1票足りず(216票)決着付きませんでした。


面目丸つぶれ😑


さすがのマッカーシーもたまらず造反者のところへ。


ちょっとザワつくシーンもあったりして、ここがストレスのピークでしたかね。。。


このおじさんは何を言いかけたんでしょうね〜😳


最終的には数字マジックで決着


14回目の造反は、MAGAの2人と独立系4人の計6人。

このうち一人がマッカーシーに投票すれば決着がつくのですが、、、

一旦、週明け月曜の昼まで中断になりかけ、、、気づいたら15回目をやってました!


最後は数字のマジックで決着という、後味の悪い終わり方でしたね。

6人はマッカーシーに投票するのを最後まで拒み、譲歩案として全員が「棄権」。棄権は投票総数にカウントされないため過半数とされる数が下がり、14回目と同じ得票数(216)でも決着がついた、というワケです。

数字が苦手な人には”狐につままれた”ような終わり方だったことでしょう。 その場にいた議員の中にもきっとよくわからないままだった人がいたに違いない😅。


得をしたのはこの二人


日本でも「与党内野党」って時々ありますけど、それと同じ状態ですね。

やっとのことで決着したものの、結局最後まで過半数を取れなかった。

安易に長いモノに巻かれるのを良しとしないアメリカ人、最後までゴネ切ったこのお二方は今回の『議長選挙劇場』で相当支持基盤からの評価を上げたようで、、、


マット・ゲイツとローレン・ボーバート

「寄付金額が爆上がりだ」とニュースキャスターが言ってました😅

この人たち、2024年の大統領選挙でトランプじゃなくてフロリダの現知事「ロン・デサンティス」を担ぐんでしょう。多分、現時点で最も有力な次期大統領候補だと思います。

ディズニーともケンカしてる。

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