🍔今日のアメリカ
中間選挙を前にリベラル系メディアは”民主党頑張ってるぞキャンペーン”の片棒を担いでいるので、一応そのあたりは念頭に置くとしても、、、
昨日のニューヨークタイムズが「ワクチン供給にも人種差別が反映されていた」という記事で、アラバマ州を例にあげて解説していました。
デタラメばかりだったトランプ政権のコロナ施策
アメリカで新型コロナの感染が広がり始めたのは2020年春。当時はまだ『トランプ政権』でした。最初の頃は支離滅裂でひどかったですよね。。。
マスクはイヤ、コロナウイルスなんてデマ、ワクチンにはマイクロチップ、紫外線やら消毒薬やら根拠の無い治療を”大統領自らが率先する”、、、💀
翌年2021年1月にバイデン大統領が就任してようやく、「科学的根拠に基づいて専門家の判断に従って行動しましょう」と風向きが変わりました。
昨日も書いたように、奴隷の歴史が根深く残るディープサウスには「システマティック・レイシズム(構造的人種差別)」があるので、『共和党』が主導する政策に黒人やマイノリティーは不信感を持っています。
新型コロナについて、私たちアジア人は先に感染が広がった母国から母国語で詳細な情報を得ることができました。
一方、黒人やヒスパニックの人たちは、ウワサなのか正しい情報なのか、当初は判断できなかったでしょうね。黒人やヒスパニックになかなかワクチンが普及しなかったのは、記事にあるように「平等に配布されなかった」だけでなく、政治や病院を「信じて良いかどうかわからなかった」、そういう背景もあったんでしょう。
今振り返ってみると理解できます。
トランプ政権が続いていたらコロナ施策はもっと差別的だったに違いない
コロナ禍の前半で政権が民主党に変わったことが、その後のアメリカの行動を大きく変えたのは間違いない。
もしトランプ政権が続いていたら、共和党政治の深南部に暮らす私たちは、マスクもワクチンも検査キットも簡単には手に入らなかったかもしれません。コロナに感染しても病院でちゃんと手当を受けられないんじゃないか、そんな心配をずっとし続けなければならなかったかもしれません。
トランプ政権のままだったなら、コロナ対策はもっともっと「差別的」だったでしょうね。。。いまだに”チャイナウイルス”とか言われてアジアンヘイトが続いていたかもしれません。
正しい情報が普及して、病院にかかるお金の無い人、仕事を休む余裕の無い人、健康不安のある人ほど、ワクチンを接種し今もマスクをしているんだと思います。ゆえに、今は「ワクチンに懐疑的な共和党白人の死亡率の方が高い」と記者は分析しています。
中間選挙は民主党に勝ってもらいたいし、最高裁の「アンクル・トム」を何とかしないと、、、ですよね。
読んでいただきありがとうございました。
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