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右傾化する世界、衰退する日本

2022年10月1日土曜日

雑談 日本のこと

🍔今日のアメリカ 

ここのところ新しいオーブンを使うのに忙しく、ニュースをしっかり読む時間が無くて💦

昨日は久しぶりに気になるネタというか、先行きが不安になるようなニュースがいろいろ目について頭の中がモヤモヤしています。。。

ここに書きながらちょっと整理したい。


円安が止まらない




1ドル145円が驚きでは無くなってきました💀

夫の会社の現地給与規定を読み直してみたら、「給与改定時期を標準レートとし、以降1年間変更しない」とありました。夏のボーナスはドル💰建てで受け取れば良かった、、、失敗した😭


ドル高の功罪


アメリカに暮らす私たちはインフレと円安のダブルパンチだったので、アメリカのインフレ抑制政策はありがたいことではあるのですが、、、

一方で、そのアメリカの経済政策が「円安・ドル高」の要因でもあるわけで。



世界の貿易・金融に使われる基軸通貨の役割を担うドルは、相場の変動によって広範な影響をもたらしてきた。今のドル高の影響は、スリランカでは燃料・食料不足、欧州では記録的インフレ、日本では貿易赤字の急拡大という形で表れている。


金融市場ではリスクを避けるために基軸通貨のドルを買う動きが強まり、ドル高が加速するスパイラルも生じている。アジアの通貨は28日、対ドルで韓国ウォンは13年ぶり、中国・人民元は14年ぶり、タイ・バーツは16年ぶり、マレーシア・リンギは24年ぶりと歴史的な安値を更新した。

英語が世界の標準言語であるように、通貨はドルが基軸。アメリカ以外の国は自国通貨の価値がどんどん下がってお財布の中身がみるみる減っていく、、、今、そうなってるってこと。


株価続落


「年初来安値」ですって、、、


2万9000ドルを割り込むのは2020年11月以来、約2年ぶり。世界の主要中央銀行による急速な金融引き締めが景気を冷やし、企業収益を圧迫するとの見方から幅広い銘柄に売りが出た。インフレ加速を示す米経済指標も相場の重荷だった。

戦争は終わらず、世界は右傾化


プーチン、トランプに続き、イタリアも極右に。


欧州から目を転じれば次の焦点は2024年の米大統領選だろう。「トランプ復活」なら民主主義陣営はさらに分断され、ウクライナ侵攻で苦戦するロシアを利する。

アメリカが”ひとり勝ち”を続ければ、世界にそっぽを向かれる。そうは言っても11月の中間選挙まではそんなことに構っちゃいられない、とにかく米国内経済が最優先。

結局、誰しも自分のことが一番かわいい。政治的・経済的に余裕のある時は”かっこいいこと”も言えるしできるけど、余裕がなくなればみんな自分のことで手一杯💦

年末まで「ドル高」は続くってことかな。


衰退する日本


最後はこれ。元マレーシア首相マハティールさんのご意見です。これが一番心に重かった。


日本を凡庸な国に変えたのは人口減少が主因である。一国の人口が減少し、高齢化することは、その国が衰退へと向かっていることを意味する。

日本人は移民排斥で有名な民族だ。日本人の純血を維持することは、日本人にとって当たり前で、根深い考えのようだ。外国の移民受け入れにより出生率の問題を解決しようと、公の場で議論しようとする人がいない。

ほんと耳が痛いです😨

私は子供がいない。しかも私だけじゃない。友人・知人にも子供が一人以下しかいない人の方が多いです。。。

今の若い人は結婚さえもしないと言われますけど、私も含め、子供が生まれないのは結婚する年齢が遅すぎるからです。若いうちに結婚できないのは生活できないからです。二人で働かないと生活できない、働いていると子供が産めない。

日本ではシングルマザーのほとんどが貧困家庭だと言われます。ひとり親では生活できない。日本の出生率が低い根本的な要因はそこにある。

アメリカは小さい子供を預けられる施設が多いです。赴任したばかりの駐在員の子女でさえ預けられます。労働力の確保と消費拡大に必要な投資と考えられているのでしょう。日本のように「働けない・預けられない」で家に親子で閉じこもっているよりよっぽど経済循環が良い。

移民の多いアメリカは、「底辺を支える頭数」には困らないのでしょうね。彼らにアメリカ社会を支えてもらうために、無料で社会システムや英語を教会で教える支援もある。

さらに、アメリカには定年制が無いので労働年数も長い。この前乗ったデルタ航空のCAも相当なおばあちゃんでした😅



移民を受け入れるか、動けなくなるまで働くか、、、今の社会福祉の制度を抜本的に変えなければ日本の未来は無いんだろうなと、本当にそう思います。


「106万円の壁」「130万円の壁」とかもうやめましょう


「主婦が損しないように働くために」みたいな指南書がいっぱいありますよね。配偶者特別控除って、もう誰にとってもメリットが無いと思ってます。

私も駐在と駐在の合間の派遣社員時代には、「なんなの?これ」と思いながらちまちま計算しながら働いていました。みんなが均等に税金と年金を収め、貧困や子育ての支援の財源にする方がよっぽどいいと思うわ。



女性の活躍推進を積極的に提唱しながら、一方では103万円以下に収めることでメリットを生み出す税制を放置しておくことは矛盾以外の何者でもないだろう。

日本は、もっとみんなが働いてお金を使う社会にしないといけないんでしょうね。そこから生まれるお金を、それができない人を支える財源にしていく。できますかね?



読んでいただきありがとうございました。
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