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歴史と映画の観光地ジョージア州サバンナその1 「フォレスト・ガンプ」

2022年9月6日火曜日

アメリカ ジョージア州 映画・テレビ 旅行・休日

🍔今日のアメリカ

月曜日のレイバーデイを含む3連休にジョージア州サバンナに行ってきました。南部の歴史観光地として大変有名なところで、観光客でにぎわっていました。

アメリカ週末ショートトリップにもすっかり慣れたので、最近は大雑把に見どころをチェックしたらとりあえず行ってみて、現地に着いてからいろいろ”発見”するのを楽しみにしています。

今回もいろいろなサプライズに出会えました!


サバンナは歴史と映画の町


今回は自家用車もレンタカーも無し。思いの外蒸し暑かった😫ので、まずは「市内観光トロリーバス」で街をぐるりと一周することに。このオレンジ&グリーンのトロリーの他にも何社か観光バスが走っています。(※窓全開&エアコン無しでめちゃくちゃ暑かった💦)


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バスドライバーのガイドで初めて知ったのですが、サバンナは映画の撮影地として使われることが多いんだそうです。

詳しくはこちらで☞サバンナで製作された映画作品


私が南部の歴史文化を理解するのに良い映画としておすすめしている『フォレスト・ガンプ』もその中のひとつ。


ストーリーの舞台は主にアラバマ州なのですが、撮影はサバンナでされたんですって。

『フォレスト・ガンプ』のタイトル画像



この映画ではバス停が南部の象徴的なオマージュとなっていて、ガンプがこのベンチに座ってバスを待っているところから物語が始まります。



サバンナでフォレスト・ガンプのロケ地を訪ねる


映画に登場するベンチとこのシーンの撮影に使われた公園が、サバンナにあります。


サバンナ歴史博物館に寄贈されたベンチ


主演のトム・ハンクスと監督のロバート・ゼメキス


映画の公開が1994年。30年近くも前で公園の様子も変わっていますが、映画のシーンを夫と一緒にじっくり観察しながらぐるっと一回り。この公園(Chippewa Square)のこの↓私が写真を撮っている場所(今は花壇になっている)にベンチを置いて撮影したことがわかりました。


他にもいくつか近くの公園や施設が映画に登場します。


フォレストの幼なじみ、後に結婚するジェニーが映画の中でウェイトレスとして働いていたレストランにも行ってみました。(当時のお店はテナントオーナーの都合で閉店になり、現在はホテルの地下に場所を変えて営業を続けている)

私たちのホテルのすぐ近くで、バスツアーのドライバーが「ピーチコブラーのフレンチトーストが美味しい」と教えてくれたので食べてきました😊


ジョージア沖はエビやカニ漁が盛んだそうで、これ↓は博物館にあった「カニ漁の仕掛け」と「蟹肉加工」の展示。


私たちも港を歩いている時に、この仕掛けを上げに来たボートを見かけました。夫が「仕掛けに蟹が入ってた」って。

『フォレスト・ガンプ』でも、フォレストがエビ漁で大成功します。港に並ぶシーフードレストランを見て映画のシーンが思い出されました。



『フォレスト・ガンプ』は日本でも公開されて大ヒットしましたが、本当のところはアメリカをよく知る人にしか理解できない、そんな映画だと今はわかります。


こちらのCNNの記事のタイトル(画像をクリックすると記事に飛びます)

『フォレスト・ガンプ』が、皆に愛され、そして”嫌われる”理由


南部の歴史文化を背景にしながらも、メッセージもリアリティもなくどちらかと言えばコメディでファンタジック。南部の歴史背景はやや軽薄で、一方で”古き良きアメリカ”な保守を肯定するようでも皮肉るようでもあり(走り続けるフォレストは、途中からイエス・キリストのように見えてくる)。

そんなところが、賛否両論と言われる所以なんでしょうか。


その2に続きます。


読んでいただきありがとうございました。
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