🍔今日のアメリカ
理由は、『人手不足』
シンシナティ、インディアナポリスの旅行中、何回かスタバに寄ったのですが、時短営業だったり、店舗を閉めてドライブスルーのみの営業だったり、、、お土産用のミニマグを探すのに苦労しました。
我が家の近所のスターバックスも、最近は営業時間が不安定です。2週間ほど前は、毎日15時までしか営業していませんでした。
理由は、『人手不足』
スーパーマーケットも品出しや在庫管理が追いついておらず、物流や店舗内の人が不足しているんだろうなと感じます。。。
コロナパンデミックで対面店舗の従業員の多くが解雇になり、政府の手厚い失業手当を貰っていました(田舎では給料以上だった)。求人が再開した今、以前より良い仕事に就きたいと考える人が多いので、条件の悪いところには人が来ない。
そんな中、こんなニュースがっ👀
米アマゾンは14日、国内の倉庫および物流拠点で従業員12万5000人を正規雇用する計画を明らかにした。年末のホリデー商戦を控える中、逼迫(ひっぱく)する労働市場で人材を確保すべく、一部職種で高賃金や新たな手当、採用時のボーナスを用意するという。今回の募集では初任給が平均で、最低賃金の時給15ドル(約1640円)を超える18ドル(約2000円)超に設定された。一部の職種では採用時に最大3000ドル(約33万円)のボーナスが含まれるという。
夫の会社の近くにAmazonの倉庫が無くて良かったです。
ミシシッピにも北西部に倉庫があるので、メンフィスのFedExあたりは人材流出があるかも。。。
ちなみに日本の最低賃金は👇だそうです。
「地域別最低賃金」は、2021年10月1日以降、全国平均で930円(時間額)
ローカルのカフェも、閉店や時短営業が目に付きます。
以前に『アメリカのチップ制が腑に落ちない』で書いたとおり、アメリカの飲食店の従業員の賃金の大半は客からのチップ。チップは「金額」ではなく「飲食費の20%程度」が目安です。必然的に、レストランに比べて客単価の低いカフェではチップが稼げませんから、求人難では競争に勝てません。。。
人を採用するためには、値上げするか基本給を増やすか。
いずれも無理なら、「オーナーが働ける時間だけ営業する」か「閉店」という選択肢になるんでしょう。
ファストフードも同様だそう。
Some current and former fast-food workers say labor shortages merely reflect the limited appeal of low-wage work that can be physically demanding and stressful, conditions that existed long before the pandemic. The labor group known as Fight for $15 has grown into a global movement in more than 300 cities since its formation in 2012. And some economists question the accuracy of the term “labor shortage” in this context, saying businesses are simply offering too low a wage for an hour’s work.ファストフードの客は戻ったが、働き手は戻っていない。それは大きな変化をもたらしている。現在および以前のファストフード労働者の中には、労働力不足はパンデミックのずっと前から存在しており、肉体的に過酷でストレスの多い低賃金労働に魅力が無いことを反映しているにすぎないと言う人もいます。「15ドルのための戦い」として知られる労働組合は、2012年の結成以来、300以上の都市へと拡大しました。そして、一部のエコノミストは「労働力不足という言葉は正しくない、低すぎる時給の問題」と言っています。
客単価の高いレストランでも、従業員の賃金を上げるために「値上げ」するでしょう。
会計額が増えれば、チップもその分増えますから。
それって、オーナーは自腹を切ることなく賃金を増やせるってこと?
それどころか、オーナーはマージンが増えて得するってこと??
消費者が値上げとチップ増を負担して従業員の賃金アップに貢献し、オーナーは丸儲け???
アメリカのレストランが、やたらめったら山盛りで、値段が異常に高いのは、私たちに高額のチップを払わせるためなんじゃないかと思えるんですけど、違います????
私たちが一番損してるんじゃないでしょうか。。。😒
シリーズでどうぞ
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