🍔今日のアメリカ
こちらが表門。左奥に小さく見えるのが生家です。
アラバマ州タスカンビアという小さな町まで、三重苦で知られた「ヘレン・ケラー」の生家を訪ねて行ってきました。
7歳のヘレンと、21歳のサリバン先生
ヘレンケラーと言えばコレでしょう!?
私は小学生の頃、外国の偉人伝を読むのが大好きでした。当然「ヘレン・ケラー」も読みました。でも、圧倒的にコレのイメージが勝ってます。
少女マンガ『ガラスの仮面』の中で姫川歌子、亜弓さん、マヤがガチンコ勝負する舞台演劇『奇跡の人』
同世代には通じますよね? ねっ?ね?!
懐かしいと思った方は、こちらのネタバレ記事をどうぞ😉
ヘレンケラーの生家は緑豊かな「アイビー・グリーン」
ものすごく大きな敷地で、南部の資産家であったことが一目瞭然。
これがヘレンの生家です。
今は記念館となっていますが、当時の内装が残されています。
この中は入場料が必要です。ガイドの説明(英語のみ)を聞いたあと、自由に見学します。
普通の赤ちゃんとして生まれたヘレンは、生後19か月で高熱によって生死をさまよい、視力と聴力を失います。裕福な家庭で甘やかされ野生児のごとく成長しますが、ヘレンの母親が盲ろう者ながら教育を受けたローラ・ブリッジマンのことを知り、ヘレンにも家庭教師を付けることになったのが6歳の時。
この先が『奇跡の人』のお話です。
ご両親とヘレンとサリバン先生
ヘレンを躾ける為に二人で籠もったとされる小屋がこちら。
先のネタバレにも「家族の甘やかしからヘレンを遠ざけるために、サリバン先生はヘレンと2人で森の中の小さな小屋に移ります」とありますけど、実際には母屋のすぐ隣りにありました😆
元はご両親の寝室で、ヘレンの産屋です。
ヘレンを馬車に乗せて騙したんですって!
ヘレンケラーの生家に残るあの手押しポンプ
そして、これが例のポンプです!
ヘレンは非常に頭の良い子供で盲ろうになる以前は言葉も話せたそうです。指文字もすぐに覚えますが、それまで自分の意思を身振り手振りで示してきたため、サリバン先生の教えた「WATER」を指文字で綴る事はできても、それが具体的に何を示すものかわかっていませんでした。ある日、このポンプの水に触れ、自分の手の上を流れる冷たい”モノ”、それが「WATER」だと突然気づき、わずかに覚えていた「ウォーウァー」という言葉を発します。モノに名前があること、それを表現するために文字があること、指文字で自分の意思を伝えられること、それらをすべて理解します。
こうして実物を見られるとは感慨深い。。。
『奇跡の人』は三重苦を克服したヘレンの事と思ってました。日本では誤解している人が多いそうです。
英語では『The miracle worker』。奇跡の”仕事人”、つまりサリバン先生のことです。
このポンプは母屋の外にあります。
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生家を見学して、実はいろいろなことに気づいてしまった。。。
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