ワクチン接種率最下位の原因は『信心深さ』だった

昨日のローカルニュースのミシシッピ州知事のコメントを読んで愕然としました。。。😬

「クリスチャン（キリスト教徒）はコロナウイルスをそんなに怖がっていない」
（記事はこちら⇒🔗）

“I believe very strongly in what the Bible says, and the Bible’s very clear that ‘Whosoever believeth in him shall not perish but have everlasting life,'” Reeves said. 

私は聖書の言葉をとても強く信じます。
『神を信じる者は滅びることなく永遠の生を得る』

We should take necessary precautions with respect to COVID, but we also understand that we do have everlasting life if we believe in Jesus, if we believe in God the father, and I certainly do.”

我々はコロナウイルスを恐れ必要な予防措置をすべきでしょう。 一方、イエスを信じ父なる神を信じるなら、永遠の生を得ることもまた理解しています。そして私は神を信じます。

 “When you believe in eternal life — when you believe that living on this earth is but a blip on〜 the screen, then you don’t have to be so scared of things.”

魂は永遠であると信じ、地球上の生はそのほんの一瞬に過ぎないと信じるなら、起こる事に恐れを抱く必要などありません。

選挙資金パーティーでの発言なので、”ワクチン＆マスク嫌い”の超保守層を意識した『信心深さ』の過剰なアピールだとは思います。

でも、先日トランプが受けたブーイング👎然り、アラバマやミシシッピの共和党保守の多くがこういう人たちなんですね。。。

”科学的に正しい”医療を提供し、市民が自分の意思で選択できる環境は整えます。ワクチンやマスクがコロナウイルスの予防に効果があることを認め、知事の立場として市民に推奨します。

が、自分の本質的な政治信条は”『神の思し召し』こそ我が行動指針”。

みなさんそれぞれが、自分の信条に基づいて行動してください。

信心こそが『命の源』

信ずれば、ウイルスも恐れるに足らず

これが州知事の方針です💀

アメリカ各州の「信心深さ」と「ワクチン接種率」の関係

ミシシッピ州は、人口あたりの教会の数が最も多いと聞いてます。

アメリカ信心深さランキングの同率一位は、奇しくもワクチン接種率ワーストを争うこのニ州！

1. Alabama 77%

1. Mississippi 77%

データ（2016年）はこちら⇒🔗

残念ですが、これ以上ワクチン接種率を上げることは不可能なり。。。

ワクチンに対する恐怖心やデマが大きな要因だと思っていましたが、そんな単純なことではありませんでした。「ワクチンは安全だ」「打てばコロナで死なない」とどんなに言っても効果が無い。『神のご加護』には敵わない。

信仰心ゆえのワクチン忌避。

「神のご加護」があるからウイルスも怖くないし、ワクチンなんぞ必要ない。

そういうことでした。。。

なんだかね〜、彼らの命を救うために多くの医療関係者がストレスや恐怖と戦い命を削るなんて、余りに理不尽じゃないですか！？

そう考える私は神様の罰を受けるのかな。。。