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世知辛いアメリカの駐在生活

2021年9月24日金曜日

アメリカ社会 アメリカ生活

🍞今日のパン

先週末から雷雨が続いて蒸し暑かったのに、一昨日あたりから急に秋の気配。
今朝は10℃まで冷えました。湿度も下がって日中はバルコニーが快適です。


久しぶりにポーリッシュ法でくるみカンパーニュを焼きました。
レシピはこちら⇒🔗

スチームオーブンでは無いのでお手本のようにツヤピカに焼き上げることは難しいですが、まあまあいいんじゃないでしょうかね? いろいろ工夫しながら頑張ってます。


秋晴れのバルコニーで、お世話になった友人のお別れランチ会をし、お土産に持って帰っていただきました。楽しい一日でした😘


🍔今日のアメリカ

こんな記事がタイミングよく日経に掲載されました。
有料記事なので一部だけ引用させていただきます。

トップの報酬と従業員賃金の格差が大きい企業の中に、スタバもマクドナルドも入っています。『低賃金で人手不足』なのにトップはしっかり報酬を貰っているじゃん!


【社長と社員の報酬差、米は最大5294倍 日本は174倍】
2021年9月22日 4:00 [有料会員限定]

米企業の経営トップが従業員の給与の中央値より何倍多い報酬を受け取っているかを示す「ペイ・レシオ」は、米国が作る格差がいかに大きいかを映す。




格差の要因はCEOの報酬のしくみと、企業の業態によって説明できる。

まず、米企業はCEOの報酬の多くを株式で支払う。報酬コンサルティングのウイリス・タワーズワトソンによれば、売上高1兆円以上の米主要企業(中央値)では、CEOは報酬の74%を株式を中心とする「長期インセンティブ」で受け取る。この比率は欧州各国では4~5割、日本では27%にすぎない。 

(アメリカでは株式の配当金にのみ10%課税される。売却益は非課税だそう) 

***

サービス業など、企業の業態が労働集約的な場合にも、従業員の給与水準が低くなることでペイ・レシオを押し上げやすい。上位に目立つのはコロナ禍で打撃を受けた業種だ。

(コロナで従業員は解雇や時短で収入を減らしたものの、特にファストフードなどはテイクアウトで売り上げを維持して企業収益は上がった)

***

雇用や貧富、人種などの側面で、コロナ禍は米社会の格差を浮き彫りにした。カネ余りによる株高でペイ・レシオが拡大したのも事実だ。従業員をはるかに上回る報酬を、合理的な理由なく経営陣が受け取ることに厳しい目を注ぐ投資家も出始めた。

(収益を上げても従業員に還元されることなく、経営者だけがさらに報酬を増やす不条理)

***

米企業で300倍に達する平均的なペイ・レシオも日本企業では20~30倍程度だ。日本でも日経平均株価がこの10年で3倍になるなど株高が進んだが、株式報酬の少なさもあり給与格差の拡大にはほとんどつながらなかった。

トップと従業員の給与格差が広がりすぎた米国だけでなく、差が小さい日本についても弊害が指摘される。

(日本でも外国人トップは海外様式で報酬を得ている)


日本は社員も経営者も報酬が低すぎるのが問題。

アメリカは経営者が不当に多すぎる報酬をもらっているのが問題。


日本の問題は全体の底上げで改善されますが、アメリカは何度も書いているように”(意図的な)システム不良”が原因なので、内戦が起こるくらい劇的な事件が無ければ変わらないでしょうね。。。


チポトレ、スタバ、マクドナルド、コカ・コーラ

私たちが気軽に使えば使うほど社会のひずみは大きくなり、お金持ちだけがさらに太っていく。

やっぱり、

アメリカで働きながらも、
日本の給与体系で賃金を得て、
不当に高いラーメンや寿司を食べ、
せっせとチップを払う私たち駐在員は、


アメリカに搾取されている!!!



できるだけ、良心的に頑張っているローカルのお店でお金を使いましょうね。


シリーズでどうぞ


読んでいただきありがとうございました。
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