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アメリカの良心と正義が試される時

2023年4月5日水曜日

アメリカ社会

🍔今日のアメリカ 

とうとう起訴されました。


これからどんなことが起こるのか、みんなちょっとピリピリしている様子がテレビの向こうから伝わってきます。

実際に何か大きな罪で有罪になることは無いのだと思いますが、とにかくこの人が恥ずかしげもなくまた2024年に共和党大統領候補になるなんてみっともないことだけは、なんとしてでも阻止したい。現政権の本音はそこでしょうね。

トランプの対抗馬とされるフロリダ州知事のデサンティスは、未だ立候補を明確にはしてません。デサンティスは政治的に保守本流(極右)。フロリダであからさまに黒人やLQBTを攻撃し、ディズニーにもケンカを売ってる。共和党としては推しやすいでしょうが、今のアメリカで、アフリカンアメリカンやマイノリティーとディズニーを敵にまわして最終的に過半数の支持を取れるハズはありません。民主党はこっちの方が敵としては御しやすいと考えてるでしょう。

一方、トランプは政治色が薄く(どんな大統領?!)、ヒール(悪役)としての立位置が確立されちゃってるので、正攻法で攻めても攻め落とせない。もう無敵ですわ。

現在2024年に共和党から大統領に立候補すると表明している数名の候補の中では、いまだにトランプの人気が圧倒的。アメリカ以外からはもうすっかり”オワコン”と認識されていると思うのですが、アメリカ国内では過去の実績や政治的な発言などとは全く関係の無いところで信者のような人たちに支持されているので、その破壊力はなかなか衰えません。

プロレスと同じ。正義の反対側には悪役がいないと面白くない。悪役は悪役だからこそ人気がある。いまやトランプは「悪いヤツであることが許されるキャラ」になっちゃってます。

民主党にしてみたら、デサンティスよりはるかにトランプの方がやりにくいでしょう。


BBCの記事の最後にこう書かれています。

トランプ氏は2024年大統領選への出馬を表明している。起訴されたことは、これに影響しない。仮に今後、有罪となって服役したとしても、大統領選への立候補を禁止する規定は合衆国憲法にない。

この一年でどうやってトランプを本当のオワコンにするか、正直言って”手こずっている”というのが本当のところでしょうね、、、困ったもんです。

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