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アメリカの若者が本気で怒っている

2023年4月10日月曜日

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🍔今日のアメリカ 

今日はケンタッキー州ルイビル市の銀行で、45名が死亡、98名が受傷(うち2名は重篤)という銃撃事件がありました。毎度のことですが、犯人は23歳の元従業員男性、武器はライフル

前の無差別銃撃事件の詳細が報道される前にまた次の事件が起こります。何回も何回も何回も書きますけど、アメリカは異常。。。


ジワジワ変わってきている南部州


ケンタッキー州も、日本人が名前からイメージするとおりの田舎州です。白人多数で共和党上院リーダー「ミッチ・マコーネル」を選出しており、てっきりコテコテの共和党州かと思っていたら、事件後のカンファレンスに出てきたポリスチーフは黒人女性、ルイビル市長もケンタッキー州知事も民主党、だったので意外でした。

州知事さんは若くてとても良い感じの人ですね。今回の被害者の中に市長と州知事の旧知の友人がいるそうで、時に声を詰まらせながらの州知事の会見は涙を誘いました😥

議会は共和党主体で典型的な「ねじれ州政府」でしょうけど、ケンタッキー州の知事が民主党とは、、、ケンタッキー州は日本企業も多く、農家の白人より都市部で働く人たちが多くなってきている証拠と思います。


最近、お隣アラバマ州の首都モンゴメリーからバーミングハム、ロケットの町ハンツビルにかけてのエリアの工業化が著しいです。共和党の女性知事さんが盛んに企業誘致をしています。南部では比較的優秀なアラバマ大がありますし、働く場所が増えれば若者が定着し人が集まり経済が活性化します。「都市化すれば政治思想は左が強くなる」今のアメリカではこれ定石。しかもアラバマ州は公民権運動の地、キング牧師ゆかりの地です。一旦流れが左に傾いたら、一気にひっくり返るんじゃないかと思う。知事、自分で自分の首を絞めているような気がするのは期待し過ぎ?

都市部で民主勢力がどんどん強くなる中西部州に、ケンタッキー州やアラバマ州など南部州も加わってくるかもしれません。


銃規制に本気を見せ始めたアメリカの若者


数日前からニュースを賑わしているテネシー州議会の議員追放。


3月末にテネシー州ナッシュビルで6人が銃撃された事件を受けて、民主党の3人の議員が議会でのデモに参加。議会が混乱した責任を問われて除名投票が行われました。「ルール違反をして迷惑をかけた」ことについては3人とも認めているのですが、共和党多数の議会では写真左のアフリカ系と写真右のフィリピン系の二人の若い有色議員は2/3の賛成票で除名となり、中央の60代の白人女性議員は除名されなかった!

わかりやす過ぎる、、、ここまであからさまにやっても恥ずかしいことだと思っていないというところが凄いよね。ナッシュビルは極端な白人優位社会でアジア系への差別も強いので私は好かん(日産とブリヂストンがありますが)。

こういう”文化”↓を守ることの方が大事なの。

テネシー州の銃規制はアメリカでも特に緩やかなもので、2021年には21歳以上の住民は許可なしで拳銃を、公然ともしくは見えないように携行することが認められた。州内では、この規制年齢を18歳に引き下げようとする動きがある。

3月27日に市内の学校で銃を乱射し、児童3人を含む6人を殺害した銃撃犯は、銃7丁を複数回に分けて合法的に購入していた。

一週間に一回は”合法的に購入されたライフルによる無差別銃撃事件”が起きていても、「18歳になったら銃を持ち歩いていいんじゃない?」だって💀

バカなのかな。

若い人達が中絶禁止と合わせて本気で怒り始めてますよ。

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