このブログを検索

どちらか押して応援してもらえたら嬉しいです!

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ にほんブログ村 料理ブログ パン作りへ

ジェンダーフリーな社会は有り得るか?

2023年2月11日土曜日

雑談

🍔今日のアメリカ 

少し前の話ですが、、、

アメリカで、ノンバイナリーのミュージカル俳優がトニー賞のノミネートを辞退したというニュースがありました。


こういうニュースのコメント欄とかSNSに書き込まれるのは、だいたいネガティブな意見が多い。「面倒くさいヤツが増えた」「どっちの性でも無い枠を作ればいいのか?」「男優と女優はやっぱり違う」などなど。


芸術には男も女も無い


なるほど!と思ったコメントがありました。「ピアノやバレエなどの芸術コンクールでは性別の区分けは無い」と。確かに!!バレエなんて特に女性的な表現と男性的な表現には明らかに違いがありますけど、まとめて1位2位3位ですね。

アーティスティックなものは全部それでいいじゃないですか。そう思いません?

今の、「男の1等と女の1等」的な考え方って、社会のあらゆることが男女不平等だった時代に、女性の価値を向上させるための手段だったのもあると思うんです。かつては女性が社会のマイノリティーだった。

時代が変わったのですから、モノサシを新しくすればいいと思う。


思いやりの無い人たち


そう思ったりしてた矢先、こんなオッサンが出てきてほんとにガッカリした。


古い価値観しか持ち得ない人々にとっては受け入れ難いことなのかもしれません。家族や友人と自分の考えを共有するのは自由ですが、公人が口にして良いことでは無いことぐらいわかんないんですかね。。。頭が悪すぎる💢

書きながら思い出した。

新卒入社した会社はとてもとても古い考え方の偉い人が多く、当時の副社長が飲み会の席で私の後輩に「早く子供を産めよ」みたいなことを言ったんです。その子も同席していた先輩の女性も子供ができないことに悩んで不妊治療を続けていました。。。どんなに悔しかったことでしょう!当人たちの代わりに私が組合の委員長に「今どき時代遅れでセクハラもいいところ。失望しました」と手紙を書きました。その後本人にちゃんと伝えてくれたそうです。

女性に対しても未だにそういう価値観って残っているので、セクシャルマイノリティーに対して世間が本当に思いやりを持てるようになるにはまだまだ時間がかかるんでしょうね。


ジェンダーフリーへの険しい道


ここのところ話題の氷川きよし改め「Kiina」さんと「りゅうちぇる」さん。

二人とも男の子として育てられ、ずっと自分のアイデンティティーに悩み続け、旧来の姿は本当の自分じゃないと自身が認めて”女性”っぽく変身中。

「今まで男だったのに何をいまさら、、、」と思う人がたくさんいるみたいですけど、20代くらいまではもともと中性的な容姿だったのが、年とともに男性ホルモンが増えてヒゲが濃くなったり骨格が大きくなったり髪が薄くなったりして”男性化”してくる自分の容姿に対する嫌悪感が一層強くなるのだと書いたものを読んで、ナルホドと思いました。

もし自分が同じ立場だったら、、、その嫌悪感たるや如何ばかりかと想像できます。

でもね~、彼(彼女)らの変身ぶりがニュースフィードに上がる度、”女装趣味”だと思ってる人の多いのに驚かされる👀!!

今まで応援してきたファンの気持ちを考えろ
人前でそんな姿をさらすな
自分の嗜好を人に押し付けるな

そんな誹謗中傷の多いこと多いこと、、、😭

彼女たちはいわゆるゲイとか女装趣味じゃないのくらい、その姿を見てたらわかりそうだと思うんですけど、わかんないんですかね???

青木花音ちゃんを見てるとね、高校球児だった男の子が一生懸命女の子をやり直そうとしていてホントに健気なのよ。女の子になった自分が嬉しくて仕方無いのが伝わってくる。

自分がもし彼らと同じだったなら、、、どんな風に生きてたんだろうな~と考えさせられます。

紅白歌合戦ももう無理があるので、今年から「男女」じゃなくて「あみだくじ」にするとか「五十音順」にするとか、運動会の紅組・白組みたいに分けたらいいんじゃないの?

アメリカは最近レストランなどのトイレに「ジェンダーフリー」が増えてきてます。

「子供がますます減る」なんてトンチンカンなこと言う人もいますが、もともと子供ができにくい人たちが結婚して養子を迎えられる制度を整えた方が、よっぽど少子化抑制に貢献すると思うけどな。

スポーツの世界が一番難しいかもですけど、それもみんなで知恵を出せばそのうち解決できるでしょう。

読んでいただきありがとうございました。最後にブログトップの応援ボタンを押してくださると嬉しいです。お互い良い一日になりますように(^^」
PVアクセスランキング にほんブログ村