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日本ニーダー(株)のコンパクトリバースシーターに世界が注目

2023年2月15日水曜日

パン作り・材料 日本のこと


一昨日のスーパーボウルはすごい視聴率だったそうです。やっぱり、ブラックアメリカンのファンが増えたってことなんでしょうね。


帰宅した夫に「今日はみんな会社に来た?」って聞いたら、「工場長(ブラックアメリカン)が休んだ」って、、、😅

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🍞今日のパン

最近SNSでこのシーターの広告をよく目にします。


「シーター」というのは、業界では通称「リバースシーター」と呼ばれる”パイやクロワッサンなどの折り込み生地を作るマシン”のこと。

家庭では麺棒で自力で伸ばしますけど、業務用は電動の大きなマシンで生地を右へ左へ動かしながらロールで圧延して生地を薄くのばしていきます。小さなお店用に卓上に置けるコンパクトなものもあるのですが、それでも家庭で使えるような大きさでも値段でもありませんでした。


世界が注目!手回し式リバースシーター


それが、家庭でも使える手回し式のシーターをアメリカのキッチン家電ブランドBrod and Taylorが売り始めたんですよ。Brod and Taylorと言えば、私も使っているこの「発酵器🔗」のメーカーです。


でね、よーく見たら、『日本ニーダー(株)』さんのロゴがついてるじゃないですか!

Brod and Tailor がアメリカで代理店販売してくれてるんですね。

まさに日本人のお家芸!業務用マシンをこういうコンパクトでエコな製品にするって。電源が無いから世界中どこでも使える。

こちらはさらにコンパクトでお値段も日本円で7万円ほど!これなら一般人でも手が届きます。(私も欲しい~💕)



「あったらいいな」を叶えてきた日本ニーダー


『日本ニーダー(株)』さんとは、数年前に展示会でお話したことがあります(当時は藤沢の研究室で働いてたので、ウチで仕事しませんか?って誘われた😆)。神奈川県藤沢市にある2008年設立の小~さな会社で、社長さんが自分で餅つき機を改良した「パンこね機」を作るところから始めたって言ってました(だから会社名が"kneader")。

最初は「パンこね機」、その次に「折りたためる発酵器」、そして「リバースシーター」

狭い日本の家や教室でパン作りをする人たちの”あったらいいな”を叶えてきた。

そして、その”痒い所に手が届いた”商品は、海外からも引き合いに。


パンこね機はだめだけど、シーターはいける!


このJETROの記事に面白いことが書いてありました。日本の中小企業っぽいよね。


「日本の美味しいパンを作ることができるパン捏ね機は、パン食文化の本場・アメリカでも売れるはず!」との思いから、2016年5月、ジェトロ「新輸出大国コンソーシアム」による専門家の支援を申し込みました。

しかし、結果は、文化・嗜好の違いから、米国人が日本のパンを美味しいと感じることは多くなく、「日本のフワフワな美味しいパンができる!」は売り文句にならず、すぐに参入することは困難だと結論。

ニーダーさんの読み違いよりも、どんな”専門家”やねんっ!とツッコミたくなったわ。アメリカ人も日本のパンは美味しいと思ってるけど、パン捏ね機は売れんわね~。家でパンやお菓子を作る人はみんなミキサー持ってるよ😅


でも、リバースシーターは海外で売れると思う!


私も最初に出た大きい方は12万円(ボード込み)で興味ありませんでしたが、小さい方は気になるもん。実際、ANOVAオーブンのユーザーグループで香港の人が使ってるの見たことがあるし、それを見た他の人が「どこで買ったの?」って質問してた。

こういうモノづくりは日本の真骨頂だと思う。ちゃんと世界に目をむけて頑張って欲しい。

ちなみに、藤沢市へのふるさと納税の返礼品でもらえるんだって!!いいなぁ~😭


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