私はこのKENWOODというブランドのミキサーをアメリカに来てから買いました。
(日本の音響メーカーのケンウッドとは全く関係ありません)
KENWOODはケンミックスだった!
KENWOODは欧州のメジャーブランドミキサー
ケンウッドはイギリスのメーカーで、今はイタリア・デロンギ傘下。
ヨーロッパ、北欧、ロシアなどではメジャーなブランドで、シェフや料理家が使っているのをYoutubeなどでもよく見かけます。
私が買ったのは5クォートの小さい方です。7クォートのXLもあります。
このミキサーの特徴は、
パスタマシン
ミンチ器
ジューサー
チョッパー
など、
パーツをいろいろくっつけて使えるところ。
ヨーロッパの小さなキッチンで便利に使えるようにできてます。
日本の業務用卓上ミキサー「ケンミックス」と同じもの?!
最近気づいたのですが、、、
ケンウッドは、日本で業務用卓上ミキサーとして最も普及している『ケンミックス』のオリジナルメーカーでした!
これがケンミックスのミキサー
パン用ミキサー選びは難しい
ミキサーは、欲しいと思いながら何十年も迷い続けていて、頻繁に引越していたせいもあってなかなか買えずにいました。
ハイスペックなものは値段が高くて重くて大きい。
小さなものはパワーがなくてオモチャみたい。
ブレンダー
ハンドミキサー
ニーダー
キッチンエイド
ホームベーカリー
ミニスタンドミキサー
etc.
パン生地を捏ねる道具の選択肢はいろいろあります。
ブレンダーでパン生地を捏ねてモーターを焼ききってしまったこともあります。。。
200gくらいの粉なら手で捏ねても大したことないし、ミキサーを使いこなすより簡単かもしれません。これが、400g、500gとなるとなかなか大変。
自分が年を取ってしんどくなったのと、小柄な私にはアメリカのキッチンが高すぎて捏ねるのが大変ということもあって、とうとうアメリカで買うという決断に至りました。
KENWOODのミキサーを選んだワケ
なんでキッチンエイドじゃないのか???
1番の理由はモーターのパワー。750W
パワーがあるので、低速でしっかり捏ねることができます。
2番目は、大きさと重さ。
遠からず日本に帰ることを考えると、できるだけ小さいものにしておきたかった。
本体の重さは8キロほど。奥行きは40cm。
本体がコンパクトでキッチンエイドよりかなり小さく軽い。私は使う時にキッチンの隅から引っ張り出し、毎回また奥にしまいます。身長145cmの非力な私でも持ち運びが可能な重さです。
(ゆえに、パン生地を無理に高速で捏ねるとミキサー自体がぐらぐら動きます。ここが比較評価の際のマイナスポイント)
硬めのパン生地は粉1㎏、ソフト生地で粉1.3㎏まで仕込めると取説には書いてあります。(左が5クォート、右が7クォート)
パーツとボウルのクリアランスを自分で調整できるのも良いところ。
不満なところもありますが、家庭用のスタンドミキサーはどれを買っても一長一短。それなりの値段とパワーでパンもお菓子も作れる仕様になっていますから。
業務用ミキサーのようには捏ね上げられないので、最後の仕上げは必ず自分の手でしています。
それでも、愛工舎さんが長年売ってる『ケンミックス』だとわかったので、何十年も迷った末にたどり着いたのがこれで正解だったと今のところは思っています。
追記 一年使ってみた感想
仕込み量は小麦粉500~700gくらいが適量です。
取説のマックスの量で仕込むと生地がフックの上に上がってきます。また、生地量が少なすぎても十分にミキシングできません。
小麦粉200g程度で仕込むと生地とボウルの隙間が大きすぎて不均一な捏ね具合になります。
生地量が少ない時は、バターを入れてある程度ミキシングしたら最後は手ごねで均等になるよう仕上げています。
パン生地のミキシングはダイヤル2以下で
低速でしっかり回るので、ほとんどダイヤルmin~1で捏ねています。少し強めに捏ねたいものは最後に1.5で数分分回す程度。
パン生地をダイヤル1以上で長くミキシングするとモーター負荷で熱を持ってしまい、その熱がステンレスフックから生地に伝わって生地温度がかなり上昇します。
※取説にも「ドウフックはminから徐々に1まで」と書かれてました💦
適正量の生地をダイヤル1〜1.5で捏ねればかなり良い状態に仕上がります。かわいさより小型かつ実力重視の中〜上級者さんにオススメしたいです!
パン作りのあれこれについてはこちらのリンク集で→パンやお菓子の原材料・製法・道具のまとめページ
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