好天のGWが終わった途端に雨です。このまま梅雨入りでしょうか。。。
抗がん剤治療の回復期に入った母の顔を見てから家に戻ろうと思ってたのですが、白血球の数値が落ちたところにインフルエンザ感染💦 ルールに従って隔離となったので面会はしばらくお預け。
私にとっては初めての近親者の抗がん剤治療なのですが、今は薬もよく効くし治療方針も明確。一昔前のように「死と向き合う病気」ではないんだなと感じています。とはいえ、本人も家族も、そしてドクターと看護師さんたちにとっても、たくさんの合併症リスクとの戦いで緊張感を伴う長期戦。大変だしありがたいなと改めて思います。
「緊張感」つながりで、、、
私にはパニック障害があります。初めて自分がおかしいと気付いてメンタルクリニックに行ったのはもう15年以上も前のこと。最初の対処のおかげで、その後はほとんど生活や仕事に影響なく過ごしています。
それでも薬を持ち歩かないことはありません。体調が悪い時、小さな緊張を伴う時、苦手な場所に行かなければならない時など、いくつか発作を起こす場面があったので、今は自分で投薬のコントロールをしています。要は、必要と思う時だけ自己判断で薬を飲みます。この病気は、悪い予知が発作のトリガーになるので、悪いイメージを持たない状態に脳をコントロールすることが肝心なのです。
今回の帰任、引越し、時差ボケ、疲労、母の緊急手術入院、怒涛の一ヶ月間は肉体的な疲れと精神的な緊張感が継続的に続いていたので、お腹のゴロゴロが止むことなく、アメリカからわざわざこっそりスーツケースに入れて持って帰ってきた(日本では市販薬として認可されていない)『MiraLAX』を飲む機会がない。
これもパニック発作の兆候です。電話がなる度に「ドキッ」とするので自律神経がおかしくなって胃腸の調子が悪くなり、ベルトの穴が足りなくなるほど痩せてきました、、、
放っておくと、過敏性腸症候群のような別の病気の原因になります。
とうとう、しばらくは継続的な投薬でメンタルコントロールをしようとクリニックに行ってきました。私のような病歴の場合、どこのクリニックでも、現在までの経緯と投薬の自己管理をお話すれば希望の薬を必要量出してくれます。「お守り代わりに持ち歩く」という気持ちも理解してくださいます。
パニック障害を持つ人の多くがいわゆる『繊細さん』に該当すると思うのですけどどうでしょう?
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英語では「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略でHSPと呼ばれますが、日本語では「繊細さん」と言われてます。
でも、私の知人友人に「私は繊細さん」と言ったらみんなが困った顔をするんじゃないでしょうか😅
性格は気が強くスパッとサッパリした男性気質で、物怖じも人見知りもしません。仕事でも自分の意見は主張するし上にも下にも厳しいです。何事も裏の裏まで用心して準備をするので仕事上の失敗は記憶する限りないけれど、一方で人の気持ちを深読みして心配しすぎたり、準備が足りないと必要以上に不安になります。
ワタシ的には、日本語訳の『繊細さん』という呼び方がしっくりこないのよね〜。
”繊細”って、触ったら壊れそうな儚いものを想像する言葉だと思いますけど、そういうのとはだいぶ違うイメージです。感情の振れ幅が大き過ぎてそれをコントロールするのに疲れてしまう。正義感や責任感が強い、一見しっかりモノに見える人の方が当てはまると思います。
ハイセンシティブなので他人の気持ちやフィクションを自分自身に置き換えて共感しやすく、テレビや映画を見ながらタオル(ハンカチでは足りないから💦)を持って号泣し、怖かったり残念な結末の後は主人公の気持ちに共感し過ぎて眠れなくなります(物語だとわかっていても)、、、😅
繊細と言うより、”多感”過ぎるゆえ、全て自分のことのように感じ抱え込んでしまうことがメンタルバランスを崩す原因なのでしょう。
メンタルクリニックって敷居が高そうですけど、先生はおっとりした優しい人が多いです。メディテーションやカウンセリングで効果が出なかったら、他に不調が出る前にクリニックに行くことをおすすめしたいです。特に更年期症状が出始めた女性の皆さん、思い当たることがあったら検討してね。
私は安定剤を飲み始めたら直ぐにお腹ゴロゴロが止まりました。”病は気から”とはよく言ったものです😉 ストレスがトリガーになる様々な病気やウツを予防するために、メンタルクリニックとはこの先一生つき合うことになるでしょう。
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