🍞今日のパン
私は、プラスチックのカッティングボード(まな板)をキッチンカウンターの上に置いて、この上でパンを 作っています。
ペッタンペッタン叩き捏ねしてもズレたり浮いたりしません。
先日、Facebookの海外在住者グループで、家庭でパン作りをする時に使用している作業台についてアンケートを取らせてもらいました。200を超える回答をいただき感謝です。
なぜこのアンケートを取ろうと思ったか?
うちのアパートのキッチンは日本より少し広い程度でそんなに大きくありません。また、カウンターは一見ストーン風ですが、実は木の芯材にメラミンシートが貼ってあるだけ。
カウンターの上で直接作業しても大丈夫なのですが、料理と並行してパン作りをしたい時に不便なのと、この模様のせいで小麦粉や生地の残渣が見えにくく後片付けがストレス、という理由で移動が簡単で洗えるボードを使用しています。
以前は、私もシリコンマットを使っていました。
が、残念ながらうちのカウンターはシリコンマットが滑るので生地を捏ねたり叩いたりすることができず、また、カウンターのメラミンシートとシリコンマットの間で静電気が発生して粉が舞い上がるという問題があって使うのをやめました。
慣れているせいもあると思いますが、日本のエンボス加工(細かい格子模様)のまな板の方がアメリカのより生地が扱い易いです。今のところアメリカで同じようなものが見つけられず、ふと「海外在住の他の方々は何を使っているんだろうか?」と思ったんですよね。
結果は意外! 業務用は「まな板」主流
プラスチックまな板は少数派!とわかって意外でした。。。😅
なぜかと言うと、、、日本のベーカリーや製パン関連企業の厨房はこういう↑作業環境が多く、私の過去の仕事場も全て、生地作業をする台は『業務用プラスチックまな板』だったから!
こちらのブログ主様も「プラまな板」をご推奨😆
最も衛生的で掃除が楽なのは「ステンレス台」。でも冬は冷える。
欧米のベーカリーは「木製テーブル」が多いようです。
日本ではあまり見ません。多分、環境やパンの種類が関係していると思います。冷涼低湿な欧米ではパンにカビが生えにくいですが、日本の環境では作業環境の衛生に非常に気を使います。木材は洗浄や殺菌消毒が難しいので日本の環境にはあまり向いてないんだと思います。
以前にご紹介した西川シェフの動画でも、作業台には全部白い業務用プラスチックまな板が敷いてあるのがわかります。
日本の「エンボス加工まな板」は適度に生地がひっかかって、丸めや成型の作業がしやすいです。そして、作業後に薄めた塩素で殺菌消毒ができます。塩素は蒸発するしグルテンを溶かすので、最後に濡れタオルできれいにふき取って乾かせば掃除も完璧!
家庭のパン作りには手軽が一番
シリコンマットは安価で収納や後片付けが楽という利点がありますね。
アメリカのキッチンは石材カウンターのところが多く、特に「手捏ね」はその上で直接するのが簡単。石材のボードも重さがあるので「こね台」として安定感があるというのが利点だと思います。
石材やステンレスは表面がツルツルで生地が滑るのと生地が冷え易いのが難点です。でもそのおかげで油脂の多い生地やお菓子作りには向いています。
シリコンマットやキャンバス布と併用している方もいるかな?
木や竹製のボードの場合は厚みや重さ次第でしょうか。素材によっては水や熱で反ってきたり、食洗器で洗えないものもありそうですね。
家庭用のプラスチックまな板は薄くて軽いから安定感が無いのが欠点です。それで使っている人が少ないのかな。。。(業務用は2〜3cmの厚みがあり重い)
私のパンこね台(ペストリーボード)
参考までに私のこね台の紹介を。安価でお手入れ簡単なプラまな板を使ってます。日本のまな板よりちょっと生地が滑りやすいですが、以前のシリコンマットよりはずっとずっと良い。
アメリカのディスカウントスーパーTargetで買いました。アメリカのシンク幅、食洗器のサイズを考慮した大きさに作ってあって、薄くて軽くて始末が良いです。
でも滑り止めが必要です。
ジェルパッドなら何でも良いと思います。これはホームセンターLOWE’Sで買いました。
本音を言えば、もう一回り大きいと良いのですが、、、ウチはシンクがセパレートで小さいし、食洗機に入る大きさだとこれが限界なんでしょう。もう1枚買うか次の一時帰国で日本のまな板を買ってくるか、検討します。
パン作りのあれこれについてはこちらのリンク集で→パンやお菓子の原材料・製法・道具のまとめページ
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