🍔今日のアメリカ
ドイツ在住のジャーナリストの方の記事です。
とっても気になるニュース。。。
ドイツのスーパーマーケットやディスカウントストアでは2月末頃から、小麦粉や食用オイル(ひまわり油、菜種油)の棚が空になっていることが珍しくなくなった。品薄ではなく、商品がないのだ。大手ディスカウントストアのアルディは3月、新たな値上げを開始した。アルディの宣言は、他のスーパーにも大きな影響を及ぼすことから、多くの商品の値上げは避けられない。
ウクライナは「欧州の穀倉地帯」
ウクライナが「世界の食糧倉庫」だという話は前に書きました。
エネルギー始め、もともとロシアやウクライナとの間で輸出入が多いドイツは、もうひと月以上も前からこんな状態なんですね、、、
アメリカの小麦粉は国産なのでまだ影響は感じませんが、いずれ世界中で融通し合うことになるでしょう。欧州で小麦粉が無くなったら食事できませんから。
ウクライナは「世界で最も重要なひまわり油の供給国」
ロシアやウクライナではサラダ油はほとんど「ひまわり油」
大豆油が全く見当たらなくて、サラダ油の原料が国によってこんなに違うものかと驚いた。
私が住んでいたロシアの郊外にもこんなところがありました。
アメリカは国産の大豆油とコーン油が主なので、今のところまだ品薄というような状況では無いですが、こちらも小麦同様に世界中の食用油が少なくなれば値上げになるでしょう。
日本では「食パン値上げ」、アメリカは「シュリンクフレーション」
小麦粉の高騰で「日本では7月1日から食パンを値上げする」というニュースが日経に出ていました。
上の記事中の「ドイツのアルディ値上げ宣言」は、アメリカも他人事ではありません。。。
アメリカでは『シュリンクフレーション』という手法でメーカーが消費者を騙して実質値上げをしていると言われています。
実際、「大きなパッケージの商品を”お得!”と思って買ってきたら、中身は半分も入っていないのよ!😤」と、先週の英語のレッスンの時に先生が怒っていました。
駐在員の懐事情は苦しくなるばかりですな。。。
0 件のコメント:
コメントを投稿