アメリカは引き続きザワついています。
20日の新大統領就任式は、過去に例の無い厳重な警備の元で緊張感をもって行われるでしょうね。残念なことです。
”バイデンおじいちゃま”がニュースに登場すると、トランプとは真逆の優しく物静かな雰囲気を醸すのがせめてもの癒しです。
https://images.app.goo.gl/9mS2YgBqzmRvKQjS6
それにしても、アメリカの政治トップは意外にみんな高齢なんですね。。。
トランプ 74歳バイデン新大統領 78歳ミッチ・マコーネル(共和党上院総務)78歳ステニー・ホイヤー(民主党下院院内総務)81歳ナンシー・ペロシ(下院議長)80歳
アメリカの平均寿命が79歳(日本は85歳)って考えたら、ちょっとヤバくないですか?😅
本当に、アメリカに住んでみてアメリカのイメージがすっかり変わりました。。。
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数日前に気になるニュースを読んだので、今日はそれを書きたいです。
『江川紹子さん』
オウム真理教問題のジャーナリストとして有名になりましたね。
愛想が無くてアンチも多いですけど、地道な取材による裏付けが見てとれて私は嫌いではありません。
その江川さんがトランプサポーターとカルト教団の共通性を指摘した記事。
一部抜粋させていただきます。
記事はこちら⇒🔗
「事実」より心の中の「真実」「不正」が選挙結果をねじ曲げた、とするトランプ陣営の主張には、それを裏付ける事実の提示がなされていない。当然のことながら、アメリカの司法手続きでも主張は退けられている。米連邦最高裁は、判事の3分の2を保守派が占めるが、そこでも全員一致の判断が出た。しかし、カルト的思考・発想に陥った人たちにとっては、具体的な「事実」よりも、自分たちの心の中にある「真実」、あるいは大事なリーダーの言葉が大事になる。そんな人々は、事実誤認を指摘されても、なかなか聞き入れようとはしない。
選挙惨敗を「不正」にしたオウムそういう人たちに、思い出して欲しい出来事がある。1990年2月の衆議院総選挙に出馬したオウム真理教教祖麻原彰晃こと松本智津夫の言動だ。信者の住民票を選挙区に移動させ、像の帽子をかぶった若い女性信者を踊らせるなどの目立つ選挙運動を展開し、テレビにも取り上げられた。そのうえ有力候補者の選挙ポスターを剥がすなどの違法行為も展開。麻原は勝つ気まんまんだった。ところが、結果は惨敗。すると彼は、開票作業の「不正」を主張した。「票のすり替えがあった」と述べ、「国家権力」さらには「フリーメーソン」の陰謀と言い出した。信者たちは、これを受け入れた。具体的な事実、説得力のある根拠を示さないまま、「不正」を言い募り、陰謀論を展開する行為は、あの時のオウムの荒唐無稽な言動とどう違うのだろうか。
カルト思考の流布を甘く見ない陰謀論には強い吸引力がある。なにしろ、「マスコミが報じない真実」であり、ストーリーとしては結構面白い。それが自分の心情や好みに適合していれば、なおさら都合がよい。ひとたびその世界にハマれば、自分で情報を吟味・判断する必要はなく、自分自身を省みたり悩んだりすることもなくなって、精神的に楽でもあろう。そういう陰謀論にハマった人たちに事実を伝えても、聞き入れられず、むしろ強い反発を受けたりして、なんとも面倒だ。
徹底的にオウム真理教を取材した江川さんの言葉ですから、説得力あります。
日本語で書かれたトランプ支持者のブログをたまに目にするのですが、自分たちの信念を否定する事実に対し都合良く解釈を変えたり、論点をすり替えたりしながら、ずーっっと「もうすぐ何かが起こる」と繰り返し繰り返し言い続けてる。
まさに『陰謀論には強い吸引力がある』んですね。。。
「自分たちだけが真実を知っている」って、甘い蜜なんでしょうか。。。
💣
最終的に、「国家を攻撃しろ」と指示する教祖の言葉に従い殺人テロを起こしたオウムの信者。
トランプに「議事堂に集結せよ、腰抜けの共和党議員にカツを入れろ!」とそそのかされ、ペンス副大統領やナンシー・ペロシ下院議長を捕えようとしたトランプサポーター。
こわっ😱
過激派トランプサポーターは一旦地下に潜り、20日に向けて再燃の準備をしていると報じられています。トランプが再び燃料を投下したら💥💣💥ですね。
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私は共和党州の田舎に住んでますから大丈夫ですよ。
無事にバイデンさんが就任して、早くワクチン運んでくれますように。🙏
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