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アパートのオーブンに限界を感じてきた

2022年8月14日日曜日

パン作り・材料

🍞今日のパン

「パンストック」平山さんの本に影響されて、最近いくつかレシピを試しています。



ただし、この方のレシピは原材料や仕込みがとっても複雑でホームベーカー向きではありません。家庭の設備では再現するのがとても難しいです。

でも、平山さんがご自身のパンに表現したいことのエッセンスだけでも今の環境で取り入れられないかと思って試作を続けています。

まだ惨敗中ですが、、、

コシが抜けた「レーズンとクルミのパン」

イースト多加水長時間発酵「全粒粉入りバゲット」


私の技術と情熱が伴わないのはもちろんのことですが、アパートについてるオーブンの限界を感じます。。

焼き上がりのパンが「もっと上手に焼いて!」と訴えてくる😖



プロのパンもオーブン次第


業務用オーブンも値段はピンきり。値段の高いものは気密性が高く、上下の温度だけでなく火力やスチーム量なども調節可能

大きいベーカリーや開発室では、焼菓子用、日本のパン用、フランスパン用と違うものを設置して使い分けます。

それだけ、オーブンによって出来上がりが違ってくるってことです。


日本の家庭用パン焼き用オーブンとして評価が高い東芝の石窯シリーズも、「最高温度350℃」と「最高温度250℃」のオーブンではフランスパンの焼き上がりの顔が違う。



カンパーニュにはダッチオーブンが最良


私なりにウチの安オーブンで試行錯誤したノウハウを、皆さんの参考になればとこちらにまとめてます。


カンパーニュ(サワードウブレッド)についてはほとんどのベーカーさんの結論は同じ。

ダッチオーブン(キャストアイロン鍋)焼きが最も簡単かつ出来も良いです!  

黒色の方が熱吸収が良いし、ホーロー加工は予熱で鍋が傷むので、真っ黒のダッチオーブンが最良。

鍋の予熱が嫌な方には『コールドスタート』をオススメします。

うちにはこの”いただき物”の白いホーロー加工のキャストアイロン鍋しか無いのですけど、実を言えば、この鍋でコールドスタートで焼いたカンパーニュが過去一番美味しかった😅


アパートのオーブンの限界かな。。。



これ、焼色から見て、オーブン内に蓄熱用に入れたピザスチールとピザストーンが完全に500℉以上になるまで十分に予熱してから焼いてます。夏でも予熱に1時間半くらいかかります。。。

パンを入れたら設定温度を下げ、途中から上段に移すなどしてみても、底が焼け過ぎるのでもう少し低い温度で焼きたいのですが、、、


450℉設定だとどうしても”ノッペリ”します。。。

蓄熱量が足りなくて温度が安定しないからなんでしょうね。かと言って、毎回これっぽっちのパンを焼くためにオーブンを90分以上も予熱するのもね~😩


あとどれだけアメリカにいるかわかりませんけど、もうアパートのオーブンに見切りをつけて、自分でオーブン買おうかな~と最近は思い始めています。


〈おまけ〉

欧州は電圧がアメリカや日本より高いので、オーブンのパワーも高く加熱が安定していますね。アイロンの予熱も一瞬で終わる🤣



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