🍔今日のアメリカ
これ↑は逃亡した黒人奴隷の懸賞金付きの指名手配書。
2日めも快晴のスタート☀
食べるばっかりじゃなくてアメリカの歴史の勉強もしてます。この日は『Reginald F. Lewis Museum』へ。いわゆるアフリカン・アメリカンのための博物館です。
南部では、アラバマ州、テネシー州、ジョージア州の黒人差別の歴史を学ぶ博物館にいろいろ行きましたし、映画もたくさん見ています。
でもアメリカ北部の博物館は初めてかも。。ボルチモアは海洋資源と同様、奴隷貿易の北のハブとして当時は機能したようです。
南部では黒人奴隷の仕事といえば綿花栽培がですが、メリーランド州では奴隷の農作業は主に「タバコ」だったそう。
こんなこと言ったら怒られるかもですが、南部奴隷より気候も仕事もきつくなかったハズです。
そして、女性はチェサピーク湾で取れるカニや牡蠣を加工して缶詰にする仕事をしてたらしいです。
奴隷と言えども、工場勤務とは、、、
北部には、当時から「自由黒人」と呼ばれる奴隷から開放された黒人もいたし、暑い暑い綿花畑で命を削る南部黒人からしたら随分羨ましかったでしょう。
逆に、北部よりずっと過酷な奴隷労働のために南部に売られたり誘拐されたりした奴隷もいて、それは死を意味することだった、と。
南部ではあまり惨たらしい奴隷の展示は控えられていますが、ここではもう少し踏み込んだ内容になっていて、北部と南部の歴史認識の違いを感じて勉強になりました。
こういうセンセーショナルな展示は南部では見たことがありません(閲覧注意)↓
※博物館のムービーを勝手に録画してきてしまったので、しばらくしたら削除します。
アラバマ州モンゴメリーに集団リンチで命を落とした黒人の慰霊碑があります↓
ここで紹介した2本の映画「それでも夜は明ける」「ハリエット」を見ていただくと少し理解できると思います。ぜひ見て欲しいです。「それでも夜は明ける」にはブラビも出演しています!
たまたまホテルのすぐ近くだったので行ってみた博物館だったのですが、また新しいことが知れてとても興味深かったです。
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