🍞今日のパン
比べてみると、一回りしぼんで小さくなってるね。
オーブンを開けた瞬間の焼き立てパネットーネ
半日逆さにしてクーリングを取った後。
イタリアで市販されるパネットーネを評価する際の審査ポイントがこちら(一部抜粋)。
外観:美しく均一なビスケット色で、上面は丸いドーム状であること。側面は紙型から生地が綺麗に剥がれること。
内層:生地はふんわりと柔らかく、押すとゆっくり戻ること。色はやや濃いめの自然な黄色、気泡は縦に伸びて均一。手で引っ張ると繊維にそって裂け、細かい屑が出ないこと。
香りと食感と味:バニラと砂糖漬け柑橘のデリケートな香りがあり、口に入れると歯にくっつかず、ゆっくりと解けること。程よいバターの余韻が残ること。レーズンは粒がしっかりしており、柔らかくジューシーで、砂糖漬け柑橘は食べ応えがあるが、ゴムや紙のような食感でないこと。
オリジナルのレシピで、最低限の評価に値するであろうパネットーネを焼けるようになりました。
パネットーネはほんとにいろんな人のレシピを試しました。最終的にはアメリカの小麦粉と自分の好みの味と食感を目指して【松】【竹】【梅】の3バージョンのオリジナルレシピを組み立てました(実際にはまだ微調整してます)。
自分でレシピを組み立てるには、原材料の性質や製パン科学の知識も必要です。
「レシピをこういう風に変えたらこういう食感・焼き色・風味になるハズ」と想定してやってみても、そう簡単にはいきません。それを1~2回の試作でイメージ通りにできる人は、ほんとの「プロ」。
長年の経験からそんな風に思います。
私の最も信頼する審査員は、パネトーネマニアの夫。夫が好きなのは【梅】バージョン。私のお気に入りは【松】バージョン。やっと”売れるパネトーネになった”と思えるようになりました。(売らんけど)
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