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テニス界の神は、裸の王様

2022年1月14日金曜日

コロナウイルス関連 雑談

ジョコビッチのすったもんだ。
彼が悪い人なのか、”大人の事情”が絡んだ結果なのか、、、どっちもなんでしょうね。

ここはジョコビッチが「大人の対応」で後退して一件落着の方が彼の評価は損なわれないと思うのですけど、ジョコビッチ自身は周りの指示に従っただけの”つもり”でしょうし、元来負けず嫌いの王様ですから「引き下がる」のは嫌かな。



日本語のニュース記事もたくさんあるのですが、どれも内容が中途半端!時系列でちゃんと整理してよね~😵

ということで、自分でやります。


ジョコビッチのビザ取り消しまでの経緯


主に、以下の二つのネットニュースをもとに、まずは時系列で整理してみましょう。

12月14日 バスケットボール観戦
12月16日 簡易検査(陰性)後、PCR検査(陽性)
12月17日 イベント出席後、陽性と知る
12月18日 フランス新聞記者取材に対応 ※1
12月22日 PCR検査(陰性)
12月25日 セルビア → スペイン
12月30日 スペイン滞在目撃情報(~1月2日)※2
1月 4日 スペイン → ドバイ経由
1月 5日 オーストラリア着後ビザ取り消し
1月 6日 裁判所に異議申し立て
1月 10日 ビザ取り消し撤回判決 ※3
1月 14日 再度ビザ取り消し 


いろいろ読んでみると腑に落ちないことがいろいろあって、うさん臭さがプンプン漂います。。。
 
ワクチンを接種していないジョコビッチは、全豪の前1月1日からの「ATPカップ」に出場することができませんでした。現状のままではオーストラリアに入国できないことはこの時点で本人も周りも重々承知。

全豪には何とかして出たい(出させたい、出てもらいたい)!

そりゃあみんなで知恵を絞るでしょう。。。


ビザ発給問題は豪テニス協会の責任


このあたりの経緯については、こちらの記事が非常に丁寧でわかりやすいです。



11月 オーストラリアテニス協会が連邦政府に問い合わせ
『「過去6ヶ月間の感染」で「免除」が得られるか』

11月18日 連邦政府のグレッグ・ハント保健大臣の返答
『過去の感染は完全接種済(2回)とは認められない」、よって「免除」にはならない

11月22日 ビクトリア州政府の最高医療責任者に問い合わせ
『「過去6ヶ月間の感染」で「免除」が得られるか』

12月2日 ビクトリア州政府の最高医療責任者の返答
『6か月以内の感染歴があり、これについて適切な証拠を提供できる人は、海外からビクトリア州に到着したときに検疫義務を免除される』



豪テニス協会が、ビクトリア州政府の最高医療責任者から受け取った返答をよく見ると、『検疫義務を免除』とあり、海外から到着した際の強制的なホテル検疫隔離のことに言及しているとみられ、国境における入国の際の『ワクチン接種の免除』ではないようなのだ


オーストラリアもアメリカ同様、連邦政府と州政府という独立した司法機関があって難しいそうです。

上記からは、何とかしてジョコビッチを呼びたいオーストラリアテニス協会が「ビザ発給条件の理解を間違えた(ワザと?)」ってことがわかります。

この件に関しては、ジョコビッチに直接的な責任が無いことはわかりました。


全ては筋書通り。。。


コロナ感染からビザ発給、スペイン行って、オーストラリアに入国、ここまでの流れの良さといったら、、、

そんなに都合良くコロナに感染する???
簡易検査が陰性だったのに、PCR検査もやる?
ワクチン打って無い人がコロナ陽性になったらすぐ治療じゃない?
何事もなかったかのように取材を受ける?
ワクチン打っても無いのに、無症状で1週間以内に陰性???

怪しさしかない。

22日に陰性(72時間以内)になれば、25日にスペインに出発できる。家族と別荘で休暇を過ごせる。

急いでコロナに感染して、すぐに陰性にならないと、全ての予定が狂っちゃう。

筋書通り過ぎます。


ジョコビッチはただ全豪に出たいだけ。出させるために画策した”大人”が書いた筋書でしょうね。



無理な筋書にはほころびも出る


※1 セルビア国内のコロナ感染者自主隔離ルール違反

※2 オーストラリア入国時申告違反・スペイン入国条件違反


調査中も含め、無理矢理筋書を作ったので辻褄の合わないことがいろいろ出てきちゃった💦



ビザ取り消し撤回判決は、発給の正当性とは無関係


※3 入管のビザ取り消しが早すぎたので、「執行が無効」となっただけ。

ジョコビッチは6日未明にビザ取り消しの可能性を提示され、同日午前8時30分までに返答するよう伝えられたが、入国管理局は同7時42分にビザを取り消したという。裁判官は、仮に約束通り午前8時30分まで時間が与えられていれば、ジョコビッチは「他者に相談し、ビザが取り消されるべきでない理由を提出できていたはずだ」と指摘した。


今のところジョコビッチ側の正当性を裏付けるものは無く、政治問題にならないようにオーストラリア首相がセルビアに根回しした上で、再度ビザ取り消しとなりました。


ボロが出て、今一番頭を抱えているのは『豪テニス協会』なんでしょうね。
”身から出たサビ”でしょうけど。



裸の王様


上記引用記事を執筆された平野美紀さんのまとめです。

世界ナンバー1の選手であり、昨年の大会優勝者かつ連覇や記録がかかったスター選手に出場してもらいたい大会側の思惑と、伝統あるグランドスラムに出場して記録を更新したいジョコビッチ選手側の思惑が複雑に絡み合い、水面下であらゆる工作が巧みに行われてきた感じがしてしまうのは、私だけではないはずだ。

そうそう、そのとおり!整理できてスッキリした😅
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